腰痛はなぜクセになるのか?①クセになるのは…

癖体の痛みや不快症状
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2024.9.21  【加筆・編集しました】

(このブログは①②③に分けてあり、その①です)

 

腰が痛い。

それまでそれまで当たり前にできていたことができなくなります。

苦痛を伴う日常生活は一気に不自由になり、生活の質は下がります。

腰痛でお悩みの方は是非読んでみてください。

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腰痛ってクセになるのか?

癖

 

 

😵 「2、3ヶ月ごとにギックリ腰になるんだよ。」

 

(四季がある日本では、春夏秋冬毎に痛めていることになりますね)

 

😭 「ギックリ腰ってクセになるんですよね。」

 

(慢性化しながら悪化しているケースが多いのでここで断ち切りましょう)

 

 

初めて来店いただいたお客さまとのカウンセリング中や会話の中で

 

よくこんなお話をお聴きします。

 

(カッコ内は僕の心の声です)

 

 

急に起きる腰の痛みが、定期的に起きているというこの状況。

 

1年は12カ月なので、3ヶ月毎だと 12÷3=❹

 

日本には四季があるから、春夏秋冬それぞれの季節ごとで腰が痛くなっている

 

もしくは、季節の変わり目に腰を痛めている可能性が高いのです。

 

 

いったん痛くなると(長い時で)約1ヶ月以上近く痛みを抱えたままごまかしながら

 

これまでなんとか過ごされていたそうです。

 

 

痛みは急性だけど、よく考えてみると立派な慢性症状。

 

12か月中4回痛くなったと仮定して、約4か月は回復期間だから

1年の1/3の期間は、腰痛ということになります。

 

この状態、毎回根本原因が解決できていないから再発するということ。

 

 

腰痛の原因

 

季節が変わるごとに、暑かったり、寒かったり、ジメジメしたり、

 

空気が乾燥して肌がカピカピになったりと

 

気温差や気候の急な変化に自律神経が受けるダメージは相当なレベルです。

 

ただでさえ緊張感が強い現代社会は、神経伝達に不具合が起きやすい環境でもあり、

 

諸々の要因が重なることで疲労困憊の原因になって、

 

そのツケを払うかたちで定期的に強烈な痛みを伴う腰痛を誘発して

 

(強制的に体を休ませ回復させる)原因になっているのです。

 

腰痛の原因は実は日常生活にある

日常生活

 

掃除機を使って部屋を掃除する。

 

洗濯物を洗濯カゴからとって物干し竿やハンガーに干す。

 

お風呂やトイレ掃除をするのに中腰姿勢で掃除をする。

 

 

洗濯は全自動洗濯機が、食器洗いは食洗機が、ホウキとチリトリの代わりに

 

自動掃除機が、自動洗浄トイレなら使用後は洗浄成分が自動で洗い流してます。

 

 

それぞれ面倒な作業を機械がサポートしてくれる便利な世の中ですが、

 

完全にお任せには(今はまだ)できないので、体を動かしてなんらかの

 

作業をする必要があります。

 

 

もちろん健康的な生活に積極的に体を動かすことは必要ですが、

 

日常動作でも運動時でも体を動かす時、腰を曲げたり伸ばしたり

 

支えたりしながらあらゆる動きをサポートして、

 

時には無理のある動きをカバーしながら体を支えているのがです。

 

腰は、(月+要・にくづきにかなめと書きますが)

 

体のあらゆる動きの要になる部分ということです。

 

腰を痛めた状況を振り返ってみる

痛くなる

 

例えば、こんなケースって腰を痛めやすいですよね?

 

外傷系

 

⚫️ 転んで尻もちをついた、腰を強打した

 

⚫️ 何かにぶつかって(ぶつかられて)腰を強打した

 

⚫️ 無理な体勢で重いものを持ち上げようとした

 

⚫️ 反動をつけた無理のある動きで腰を伸ばしてしまった

(インナーマッスルの大腰筋は、伸ばされると正しく働かなくなります)

 

 

歪み偏り

 

⚫️ 姿勢が悪く体が歪んでいる(腹圧も弱い)

 

⚫️ 体幹と手足のバランスが悪く、偏った動きで腰に負担がかかっている

 

⚫️ 常に反動をつけたり力んだりと無理な動きで体を動かしている

 

 

病気や妊娠など

 

⚫️ 内臓の病気が腰の痛みとして発症している

 

⚫️ 妊娠中、産後で体重が増加したり、体形やバランスが大きく変化した

 

⚫️ 睡眠不足や疲労が蓄積して、血流が低下している

 

⚫️ ストレスが原因する過食や暴飲暴食などで内臓疲労している

 

 

心もち

 

⚫️ 自分の気持ちを抑える(抑圧する)ことで、腰回りの筋肉が固くなっている

 

⚫️ 〇〇せねば、〇〇すべき のような完璧主義や凝り固まった思考パターンに陥っている

 

 

姿勢や動作

 

⚫️ 姿勢が悪く、生理的わん曲が崩れている

 

⚫️ 呼吸が浅い、もしくは偏った呼吸をしている →腹圧が安定していない

(呼吸は、吸気で大腰筋に呼気(吐く)ことで腸骨筋を刺激しています。)

 

⚫️ 動作の起(基)点が骨盤内部に安定しないことで、力がやわらかいウエスト部分に

 逃げて、加重や衝撃がそこへ集中してしまいがち

 

 

気象条件

 

⚫️ 夏の台風、冬の寒波や寒冷前線通過時の急激な気圧の変化

 

(気圧の変化は肺を通過しているツボに影響を与え、気温の変化は肝臓を通過している

 

 ツボにそれぞれ影響を与えて、その時の体調次第と併せて腰痛の原因になります)

 

 

他にもいろんなケースが考えられますが、

 

主なケースってだいたいこんな感じだと思います。

 

外傷や運動、内臓の病気が原因するものから

 

心の使い方、姿勢や呼吸や腹圧、自然環境の変化の影響まで

 

原因が単独なケースから複合的なケースまで、

 

体の中心部分で上半身を支えながら、偏りのある無理な動きはリカバリーして

 

全身をサポートしている腰には体の中での役割的に負担がかかりやすく

 

疲労が蓄積しやすい分だけ痛めやすいのです。

 

 

腰痛は結果

 

腰痛は結果でしかない。

 

僕はそう思います。

 

心の動きも体の動きも意識・無意識に関係なく

 

〝かたく〟なっている(いた)ことが原因して誤作動を起こし、

 

その影響をモロに受けたり、それをサポートしようとして

 

積み重なった結果として腰を痛めているのです。

 

 

もちろん、妊娠(うれしいこと)や病気(うれしくないこと)が

 

関係していることもあります。

(妊娠は期間限定ですが、病気の場合は病気が治ることが条件になります。)

 

 

そうしてさまざまなプロセスの結果として腰痛になっているということです。

 


ということで今回①はここまでです。

引き続き②も是非読んでみてください。

 

 

このブログがあなたの健康維持・獲得のきっかけやヒントになれば幸いです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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