2024.9.22 【加筆・編集しました】
(今回は①から③に分けてあり、その①です。)
今回は、頭部や背中にでている体のサインについて書いてみました。
実際に触ったりほぐして確認できるものから、目で見て確認できるものまで、
頭や背中のツボに興味がある方は是非読んでみてください。
痛みと背骨の関係
体には、(自覚の有無に関係なく)さまざまな症状が起きていて、
その中には体に起きた異変や不調を知らせるサインも多く含まれています。
💀頭(頭蓋骨)の下には、24個の背骨、その下に仙骨と尾骨があります。
背骨(脊柱)は、足が痺れて思うように歩けなくなるような症状や
強烈な痛みがあるギックリ腰、腰痛以外の体の痛みにもいろいろ関係していて、
それらの筋肉や症状と反応している体のポイントに触れてみると
痛みやこり、心地良さを感じることで反応を確認できます。
背骨のチェックポイント
人によって反応点が多少上下することもありますが、
ズキっと痛みを感じたり、部分的に硬くなって縮んでいるだけなのか、
突っ張って緊張した感じなのか、押さえると気持ちが良いのかを体感しながら
背骨の左右をチェックしてみましょう。
背骨と症状
頚椎の3番 肩こり
頚椎の4番 前屈した時の腰痛 【👀目印 首を後屈したときの横シワ】
頚椎の5番 肘の痛み
頚椎の6番 寝違い ムチウチ 首こり
頚椎の7番 寝違い 五十肩 【👀目印 頭を前屈すると出る骨(黄緑の点線)】
胸椎の1番 右膝の痛み 太腿の外側の痛み 手の痛み
胸椎の2番 太腿の外側の痛み
胸椎の4番 前屈した時の腰の痛み 肩こり
胸椎の5番 横隔膜の動き
胸椎の7番 気が短くなる 【👀目印 肩甲骨の下端を結んだライン(赤の点線)】
胸椎の8番 気が短くなる
胸椎の9番 気が短くなる
胸椎の12番 肩甲骨の動き 肋骨の低下 坐骨神経痛
【👀目印 肘頭を結んだライン(青の点線)】
腰椎の2番 坐骨神経痛
腰椎の3番 坐骨神経痛 膝の痛み 【👀目印 おヘソの真後ろ】
腰椎の4番 坐骨神経痛 生理痛
【👀目印腸骨の上部を結んだライン(黄色の点線)】
腰痛の5番 生理痛足が冷える足首の腫れ
仙骨 生理痛足の裏の痛み左膝の痛み体全体の歪みねんざ
尾骨 座った時のお尻の痛み
既に自覚症状があれば、背骨のすぐ横を触るだけで
症状と背骨の反応がリンクしているかが確認できます。
仮に自覚症状が無くても触ってみて反応がある場合は、
ほぐれることで体が楽になるケースもありますが、
無理せずに専門家にご相談ください。
⚠️ 背骨(脊柱)は、脊髄神経が通っている部分なので、
強い力でギュッと押したり気持ちいいからとグリグリしすぎないよう
触れる強さを調整して、自己責任でチェックしてみてください。
頭の筋肉が凝っていませんか ①
頭をエリアごとに前頭部・側頭部・頭頂部・後頭部の4つに分けて、
① 表情筋の疲れや目の疲れ首周りの疲れがある場合は、
👉 前頭部を額から生え際方向に向けてほぐしてみましょう。(赤矢印)
② 我慢したり、力んだり、歯を食いしばったり、めまい、耳鳴り、偏頭痛などがある場合は、
👉 側頭部を(後方へ)回転させながらほぐしたり、頭頂方向へほぐしてみましょう。(赤矢印)
③ 頭の使い過ぎは、
👉 頭頂部を押圧してみましょう。(青矢印)
④ プレッシャーを感じたり、肩こり、足底の痛みを感じた時は
👉 後頭部を上方(頭頂方向)に向けてほぐしてみましょう。(黄色矢印)
(指先を使ったり強くグリグリしないように)
首や肩がこるように疲労やストレスなどで頭の筋肉や頭皮も固くなっていたり
血行が悪くなっていたり伸びて下がってたりするので、
セルフメンテナンスで頭皮をほぐしたりマッサージしてみてください。
指先よりも指の腹を上手に使って、シャンプーの際に丁寧にマッサージしたり、
ブラッシング用のヘアブラシを使うのも効果的です。
というわけで①はここまでです。
引き続き②・③もありますので是非読んでみてください。
このブログがあなたの健康維持・獲得のキッカケやヒントになれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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