2024.9.23 【加筆・編集しました】
(このブログは①・②に分けてあり、その①です)
体は細胞の集合体だから、
根本から元気になるということは、細胞レベルから元気になっていくということ。
健康に興味がある、元気になりたい方は読んでみてください。
ガンマといっても放射線ではありません
🤔 お客さま
「ガンマって、放射線とか化学物質みたいなものじゃないの?」
😊 僕
「はい、心配されなくても大丈夫ですよ。」
「放射線じゃないですし、ビタミンやミネラルのように微量ですが体に必要で、
三大栄養素の働きを助けて調子を整える成分なので」
😊 僕
「 α(アルファ)・ β(ベータ)・ Γ(ガンマ)って聞いたことありませんか?
ギリシア語アルファベットの第3字がガンマなので、ガンマ・リノレン酸なんです。」
🤔 お客さま
「じゃあ、3番目って意味なのね。」
「塗ったり、飲んだりして体に使うモノだから安心したわ。」
😊 僕
「そうですよね。」
「リノール酸は聞いたことがあっても、リノレン酸って聞き慣れない名前だし、
ガンマって聞くと(一般的に定着している)イメージがガンマ線(放射線)だから、
心配になりますよね。」
「また気になることがあったらいつでも質問してくださいね。」
ビタミンも種類ごとに、ビタミンA・ビタミンB・ビタミンCとあるように
リノレン酸にも発見された順番があって、ギリシア語アルファベットの順で
アルファ ベーター ガンマ…と続き、
〝三番目に発見された〟リノレン酸 = ガンマ・リノレン酸という意味です。
(現在では外されていますが)昔はビタミンFとも呼ばれていた時期もあって
当時は、まだ成分がどんな働きをするのか解明されていなかったので、
ビタミン同様にエネルギーや体をつくる成分ではないけど、
炭水化物、タンパク質、脂質などの働きをサポートして調子を整えるのに
体に微量だけど必要な成分ということでビタミンに含まれていたそうです。
柔軟性をキープする
漢字の柔と軟はどちらも〝やわらかい〟という意味で
この2つの似たような言葉を合わせた言葉が柔軟。
これは僕なりの言葉の解釈なので正確ではありませんが、
柔らかい=しなやかなやわらかさ
(柔道や柔術の選手の動きのようなしなやかなイメージ)
軟かさ=しんのないやわらかさ
(軟体動物の動きのイメージ)
というイメージで使っていて、
どちらも種類の違う〝やわらかさ〟を合わせて柔軟だと思っています。
少し話が逸れましたが、柔軟性とは体にも頭(発想)にもとても必要なことで
歳をとるほど、過去の経験や体験が増えるほど、それが悪い意味で作用して
固まりやすくなって柔軟さを失っていきます。
水分量と柔軟性
年齢的(加齢現象)なことだけでいえば、体内の水分量もピーク時から約30%
下がるので、流動性や柔軟性の高い体内の〝水〟を失うだけ固くなります。
そしてそれは、水分を多く含む筋肉量が減少していくこととも無関係ではなさそうです。
体の細胞も柔軟性が必要なのですが、年齢とともに柔軟性が低下していき、
冷えやすくなったり、炎症(痛みや腫れなど)がおきやすくなったり、
循環不良を起こしやすくなります。
そして、その細胞の柔軟性(流動性)を改善するのが、
ガンマ・リノレン酸の代表的な働きなのです。
なぜ柔軟性を回復したり保つことができるのか?
赤ちゃんや小さな子供の手ってポヨポヨやわらかくてしっとりしています。
それに比べると、成人の手は骨も筋肉も発達して血管が浮きでていて
皮膚もかたくて丈夫そうです。
ハンドクリームを塗ったり爪や手のケアをしていることが多い女性は
比較的やわらかさを保っていることが多いですが、歳をとるほど水分を失いやすくなり
手はシワシワしてきてシミができたり皮膚もカサカサしてきます。
細胞膜は高機能フィルター
これは、成長や加齢に連動した体の水分量が関係しているからで、
水分量に深く関係しているのが、水分を細胞内にキープしている
細胞を包みこんでフィルターの役割をしている細胞膜なのです。
そして、ガンマ・リノレン酸はこの細胞膜に取り込まれやすい性質を持っています。
(理由は僕も初めて知った時には驚きでした)
ガンマ・リノレン酸は、細胞膜の構成成分で、その他にも細胞の流動性や細胞に必要な
物質の吸収にも関係していて皮膚の完全性の維持にも必要な成分です。
そう考えると、必須(必要な)脂肪酸(脂質の中の重要な成分)と呼ばれる
理由も納得できます。
外側から保湿成分をプラスしたり、バリア機能を高めることは大切ですが、
細胞そのものを活性化させてあげることが一番大切なのかもしれません。
と、①はここまでです。
②は体に悪い脂肪酸や炎症とガンマ・リノレン酸について書いてみたので
是非②も読んでみてください。
このブログがあなたの健康獲得・維持のヒントやキッカケになれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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