自然と人の間にある法則 シキオリオリ2020 No.2-2

体内環境シキオリオリ(ニュースレター)
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2020.5.2  【加筆・編集しました】

 

シキオリオリとは、このブログ『 体のテアテと体のテイレ 』を

書き始める前から当店のお客さま宛に書いているニュースレターです。

 

(紙面の都合でカットした部分を追加して2-1・2-2に分けてある2です)

 

今回は、普段あまり意識することのない自然環境が私たちの体や生活に与える

 

影響について書いてみました。

 

体が太陽や月から受ける影響に興味がある方は是非読んでみてください。

 

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🌞太陽と🌜月からの影響は強い

太陽と月

 

🌞太陽は意識を司り 🌝月は無意識を司ると言われているように、

 

🌝月は、🌎地球のまわりを回っている星なのに、

 

🌞太陽が関係する毎日の天気は気にしても、

 

今夜の🌜月の満ち欠けって意外と気にしていないものです。

 

 

月は一定のサイクルで規則正しく地球のまわりを回っているので、

 

地球から見ると満ち欠けを繰り返しているように見えます。

 

月は地球に最も近い場所に位置する天体で、海水ほどの質量のモノを引力で

 

動かしてしまうほど地球への影響力が計り知れません。

 

 

世界最古の医学書にも

 

🌏 地球を包むようにある海水は、(面積全体の)約70%あり、

 

人の体の水分もまた(全身の)約70%あります(子供は80%老人は60%)

 

体の水分(体液組成)が原始地球の海水塩分濃度に最も近く、

 

🇨🇳中国最古の医学書、黄帝内経(こうていだいけい)にも、

 

〝人体は月に影響される〟と記されているように無関係ではありません。

 

 

むしろ影響が大きいと思います。

 

そういえば、🤔考えてみると、

 

脳・肺・胸・腹・腰・脚・膝・腕・肘・膝・肌… など

 

体の部位を表す漢字に、『 月(にくづき)』って多いですよね。

 

そのくらい月と体は関係が深いのかもしれません。

 

形的には、背中にも腎臓にも〝月〟が含まれてていますね。

 

月の満ち欠けで一周するからひと月

月の満ち欠け

 

月の周期には満月と新月といった節目があります。

 

女性の身体にも生理と排卵があり、

 

満月」と「生理」・「新月」と「排卵」は、それぞれほぼ同時期といわれています。

 

 

月の新しいサイクルが始まって、また次の新月🌑を迎えるまでの周期は、

 

約 29.5 日。

 

その中間でやってくるのが満月🌕です。

 

 

満月

 

太陽☀️と地球🌏と月🌕が一直線上に並ぶことで地球に働く力がプラスされ

 

潮の満ち引きが大きくなります。

 

 

月のエネルギーがMAXになり、右脳と左脳の働きが逆転することで

 

衝動的になりやすく、体の吸収力が最大となり吸収する力がピークに達するのが満月です。

 

『完了』のタイミングでもあり、何かが形になりやすいタイミングでもあります。

 

 

満月から新月

 

満月🌝から新月🌚までの期間(欠けていく月)を、下弦の月🌖🌗🌘と呼びます。

 

満ちたものを手放していく『放出』や『解毒』のタ イミングで、

 

デトックス期と捉え、次に向かう新たなスタートへの準備期間という位置づけになります。

 

太陽☀️と地球🌏と月🌕との位置関係が直角になることで、地球に働く力が打ち消しあって、

 

潮の満ち引きが小さくなります。

 

 

新月

 

そして新月🌚は、この日を境に月が満ち始める『浄化』の作用が最も強くなる

 

陰の気MAXの日。

 

何かをリセットし目標を立てたり新しいスタートに最適な日です。

 

満月同様に、太陽☀️と月🌕が重なり地球🌏と一直線上に並ぶことで

 

地球に働く力がプラスされ、潮の満ち引きが大きくなります。

 

 

新月から満月

 

新月🌚から満月🌝の期間(満ちていく月)を上弦の月🌒🌓🌔と呼びます。

 

この時期は『吸収』『成長』の時期なので気力が充実し、

 

新月の日に立てた目標に向かって積極的に行動をしていく時期で、

 

吸収したり成長するエネルギーが強いので、いろんなものが身につきやすく

 

体をを鍛えるアクティブ期になります。

 

下弦の月同様に太陽☀️と地球🌏と月🌕との位置関係が直角になることで、

 

地球に働く力が打ち消しあって潮の満ち引きが小さくなります。

 

植物の生育は旧暦を参考にすると良い理由

植物の生育

 

植物は、そのほとんど水でできていて(重量の80〜90%)

 

水で満たされた細胞の水が少しでも減れば生命活動を維持することが

 

難しく、萎えたり枯れてしまいます。

 

 

そんな植物🌱と月🌕にもこんな関係性があります。

 

 

月の周期と成長

 

月の周期は、→満月🌕→下弦の月🌗→新月🌑→上弦の月🌓→…

 

 

新月🌑・満月🌕に向けて、植物の成長リズムは上がりやすく、

 

満月🌕の5日前から満月🌕の前日までに種まきをすると〝発根〟して芽がでやすく

 

成長しやすくなります。

 

 

上弦の月🌓 〜 満月🌕は、植物の成長がおだやかになり、

 

満月🌕 〜 下弦の月🌗は、植物の成長が盛んになります。

 

 

上弦の月🌓 〜 満月🌕は、樹液が幹や枝に上昇し、

 

新月🌑は、樹液が下降して〝発根〟が遅れて芽だけが早く伸びてしまうので

 

芽がでても成長しにくいので、新月🌑は、種まきに向かない。

 

これが、旧暦が植物の生育や観察に良いといわれる所以です。

 

季節にあわせて体の内側の働きも変化している。

体内環境

 

日本にははっきりとした四つの季節があり、

 

体も四季の移ろいとともにさまざまな変化を起こします。

 

体内環境も季節に合わせて変化しています。

 

 

たとえば、😪 睡眠時間は、

 

秋から冬にかけては徐々に長くなり、春から夏にかけて短くなる傾向にあります。

 

これは冬眠する哺乳類と同様の機能が生まれつき備わっているためと考えられていて、

 

体内時計が日の出や日の入りの時間の変化を感じとり睡眠の長さを変えているからです。

 

 

四季と体の働き

 

四季の変化は、

 

🌸春は、骨盤が緩んで冬に蓄えた老廃物を外へと出すデトックス期。

 

 

🍺初夏から夏にかけては、汗をかける体へと変えていく体内をモデルチェンジする時期で

 

しっかり汗をかいて体内の熱をうまく発散させながら身体機能を高める時期。

 

 

🍁秋は、さまざまな結果や成果を収穫しながら体内を冬型にモデルチェンジしていく時期。

 

 

⛄️冬は、体内の熱の放出を防ぎ、骨盤は締まっていろんなものを蓄えモードに入る時期。

 

 

汗をかいて熱や老廃物を体外に排出したり、汗をかかずに尿にして熱を逃さないように

 

老廃物を排出したり、汗をかく準備をしたり、汗から尿へとシフトチェンジしたりと

 

四季折折に体内環境も変化し続けているのです。

 

まとめ

まとめ

 

一日のサイクル、月の周期のサイクル、四季のサイクルなど、

 

自然界の影響はそれぞれのサイクルを繰り返しながら、

 

それぞれの影響が重なり合うようにリンクしていて、

 

時には相乗的作用したり、打ち消しあって作用しながら

 

人の心と体や日々の生活にも影響を与えています。

 

 

たくさんの知識や情報にとらわれ過ぎて、がんじがらめになるのはいけませんが、

 

自然界の大きな流れやリズムを無視するよりも、

 

その流れやリズムを知った上で、スムーズに流れに乗ったり上手く活用しながら

 

生活することで日々の生活が過ごしやすくなったり、

 

トラブルや問題解決の糸口になったり、計画を立てる時の目安や目標達成の指針に

 

なると思います。

 

 

〝四季折折に咲く花は、 四季折折に咲くから可憐で美しく、

 

四季折折にその時々の景色をガラリと変えてくれるものでもあるのです。

 


ということで、今回のシキオリオリ2-2は、ここまでです。

 

 

このニュースレターが、あなたの健康維持・獲得のキッカケやヒントになれば幸いです。

 

長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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