2020.4.27 【加筆・編集しました】
(このブログは❶❷❸❹に分けてあり、その❸です。)
簡単な検査をすることで、見た目では分からないことまで分かる。
実際の動きを見ていなくても体幹の内力分析をして、動きの癖や特徴が分かる。
バランス改善ポイントをゆるめるから、痛みや動きやすさにダイレクトに反映されすい。
マッサージでもない、ストレッチでもない、ボキボキ矯正もしない。
そんな当店の施術方法について書いてみたので是非読んでみてください。
伝えると伝わるは違うけど、聴くと効くは似ている。
自分では伝えたつもりなのに、正しく伝わっていないのは、
コミニュケーションエラーが原因です。
言った、言わない。
聞いてるはず、聞いてない。
水掛け論になれば、収集がつかなくなります。
伝えたいことを伝えたはずなのに、相手に上手く伝わっていない。
自分では正しく動いてるつもりなのに、実際には動けていない。
イメージ通りに動かそうとしても、思うように体が動いてくれない。
(疲労の主な原因も神経伝達の不具合です。)
伝わるということ
例えば、自分が〝伝えられる〟側だとして、
分かりやすく丁寧に理路整然と伝えられるのと、
大声で捲(まく)し立てるようだったり、怒鳴られるように荒っぽく伝えられるのとでは、
どちらの方法が聴きやすくて理解しやすく、納得ができますか?
話し方や伝え方が〝伝わりやすい〟から、相手もそれを聴きいれやすくて、
理解しやすく、伝わるから変化や効果がある。
施術や力の伝え方も〝伝わりやすい〟から効きやすくて、
伝わるから変化や効果が期待できる。
力づくでもなく、グイグイ揉んだり、骨をボキボキ鳴らさない。
ストレッチとも違う施術で、理にかなった力の伝え方で
体の幹(コア)から整えるから、体と動きの質も変わっていくのです。
イソップ寓話の【北風と太陽】って知っていますか?
話のあらすじは、だいたいこんな感じ。(聞いたことある方も多いと思います。)
ある日、北風🌀と太陽🌞が言い争いをしていました。
北風🌀「自分はなんでも吹き飛ばせるから、一番強い。」と主張する北風
太陽🌞「キミは確かに力は強いけど、一番強いのは僕だ。」と太陽
そして、北風🌀と太陽🌞は、どちらが強いか力比べをすることになり…
〝あそこを歩いている旅人の服を脱がせた方が勝ちにしよう〟ということになりました。
北風🌀「旅人の服を吹き飛ばしてみせる」と北風が冷たい風を吹き付けると
旅人は服を更に重ね着して飛ばされないように歩き続け、北風🌀も負けまいと
❄️冷たい北風を吹き続けましたが、力尽きて諦めてしまいました。
太陽🌞「今度は僕の番だ」と太陽は、ポカポカとやさしい陽の光を照らしはじめ、
そのポカポカ陽気に旅人は立ち止まって重ね着した服を脱ぎ、歩くことで
💦汗ばんできた旅人は川沿いで休憩をしはじめ…
そこを見逃さなかった太陽🌞は、更に陽射しを強めると…
あまりの暑さに旅人は服を脱いで川に飛び込んだというお話です。
寓話とは、教訓的な内容を他の事柄に関係づけて表した例え話ですが、
人に行動してもらったり変化を促すのに、
力づくや無理矢理、強引に押し付けるのではなく、
相手の気持ちや行動を見極めれば、無理なく着実に動いたり変化してくれる。
硬くなっているからグイグイ揉んだり、動きが悪かったり偏っているから
矯正することも時には必要かもしれませんが、
体のバランス状態を見極めれば、硬くなっている理由も偏っている原因も
把握できて、無理なく効果的に変化を促せるということです。
お客さまの体に過度な負担をかけることなく目的を達成するWin-Winの関係ということです。
手で持ってるだけ(触れてるだけ)なのに、楽になるのはなぜか?
肩でも腰でも凝った部分を揉んでもらうと気持ち良いですよね。
凝り固まって、血行が悪くなった筋肉を揉んでもらうと
気持ちが良いのは、(一時的に)血行が良くなって筋肉がほぐれるからです。
背骨を「ポキポキッ」とか「ボキボキッ」と音がするように動かす矯正すると、
スッキリしたように感じます。
これは、動きの悪くなっている背骨の動きを矯正することで、
背骨の可動性が一時的に回復して血流も神経伝達もスムーズになるからです。
(背骨の動きを細やかにコントロールしているのは、背骨の周りにある小さな筋肉群と
腹圧がそれをサポートしています。)
同様に疲労したりかたくなった筋肉をストレッチすると、ポカポカしてきたり動かしやすく
感じたりするのは、筋肉を引っ張り伸ばすことで停滞していた血の流れ(リンパの流れ)が
(一時的に)回復するからです。
血の流れやリンパの流れは、家庭における水道と下水道の関係なので流れや循環が良くなれば、
痛みだけでなく疲労回復もしやすく老廃物も排出されやすくなります。
影響力を考える
骨と筋肉それぞれの体への影響力は、 骨 🦴 < 筋肉 💪 です。
筋肉が働くことで血行は良くなり、筋肉の収縮の力に負けないように
骨は強くなり、筋肉の使い方次第で骨は良い変化(回復)も悪い変化
(変形)もしていきます。
骨折して(キレイに整復できず)短くなった骨が筋肉によって引き伸ばされて
元に戻ろうとしたり、自分にとって楽だけど間違った筋肉の使い方を繰り返して
膝の骨が変形していくのはその典型的な例です。
そのくらい筋肉は、骨に対する影響力が強いのです。
伝え方次第で結果が違う
🟡 動作分析の結果、改善ポイントがオイルを塗ることで緩んだ状態になっていること。
🟡 筋肉の伸縮バランスのニュートラルポジション状態、骨格や筋肉のベストポジショニング、
重心の安定と動きの伸びやかさ、術者の安定した姿勢などが合わさると
一見、触れているだけのように見えて体は変化をします。
伝え方によって効き(聴き)方が違う。
方(かた)とは、二つあるものの一方のことです。
どちらの質の〝方〟を選択するかが、効くのか効かないのか
(聴くのか聴かないのか)のターニングポイントになるのです。
ということで【❸】はここまで、最終の【❹】へと続きます。
是非最後まで読んでみてください。
このブログがあなたの健康維持・獲得の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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