2024.9.21 【加筆・編集しました】
(このブログは❶❷❸❹に分けてあり、その❶です)
簡単な検査で見た目では分からないことまで分かる。
マッサージもストレッチもしないし、ボキボキ矯正もしない。
今回は、そんな当店の施術について書いてみたので是非読んでみてください。
最初になにを調べているのか?
🤔 お客さま
いつも最初に体の何を調べてるの?
😊 僕
はい、お客さまの今日の体の状態です。
声なき体の声を聴いてるといいますか、どうなってるかがわからない状態で
どうするかは決められないので
🤔 お客さま
短時間でそんなことが分かるの?
🙂 僕
はい、そうなんです。
バランスの全体像を把握するのに内力分析は必要ですが
慣れるとそんなに時間は必要ないですよ
🙂 僕
筋肉が疲れると血行が悪くなって、固くなったり縮むように働くのですが、
全身の10箇所、体の左右5箇所のポイントを調べれば
頭の傾き・肩の動き具合・腕から先の使い方・体幹の偏り・骨盤の偏り・
脚の使い方・重心の位置など、
これをまとめて体のバランスが分かり、内力の働きが分かるんです。
簡単でスピーディー
🤔 お客さま
全身のバランスをあの短時間で調べてるってこと?
😊 僕
そうですよ。
その結果を元に日常動作に落とし込んだり、特定の動きの原因を分析することで
痛みや症状に隠れた原因部分、疲労や緊張部位などが分かります。
その結果を元に施術の方針を決めているんです。
🤔 お客さま
だから体調面から動きの癖まで、こちらが言ってないことや気付いていないことも
分かってたり、生活面で何に気をつけないといけないかが分かるんだね。
言われた時よりも後からそうなるパターンけっこうあるから助かっているんだよね。
😊 僕
ありがとうございます。
そうなんですよ。
分析は、力学的な面だけでなく東洋的な考え方での分析も並行して行うので
より補完的になり、生活面から心持ち、どんなエクササイズが効果的なのか、
体のどの部分をゆるめると良いか広範囲に把握しています。
そして、お客さまがまだ自覚されていない体の反応もわかるので、
予防を考えて早めにお伝えしているんです。
🤔 お客さま
体の数カ所を測るだけでそこまで分かるんだ?
😊 僕
はい、あくまで解決の糸口なんですけど
体の不調や痛みなど、お客さまが感じられている主観的な情報と、
実際に触れて確認したお客さまの体の状態がどうなっているのかという客観的な情報を
把握できるので主観と客観を合わせて分析ができるので、
迷いなく施術の方針と方向性が決定できるんですよ。
🙂 お客さま
説明してくれてありがとう、ざっくりとだけど分かったし👍
だから腰が痛い時でも、肩や足首など他の部分を施術してくれてるの?
😊 僕
仰る通りです。
痛みがある部分と、その痛みを起こしている原因部分は違うので。
🙂 お客さま
やっぱりそうなんだ、いろいろ教えてくれてありがとう。
😊 僕
専門用語が多いので説明が分かりづらかったかもしれませんが、
聞いてくださってありがとうございます。
また、気になることがあったらいつでも聞いてくださいね。
見えないものをみる
検査するポイントは決まっていて、左右どちらが疲労しているかが分かると
首のつけ根・腋の下・手首・膝のお皿の下・足首
それぞれの動きの優位差を評価して、体幹の歪みや四肢がどう
伸び縮みしようとしているのか、強調されたり相殺されながら
全身が動いていることが分かり、全身のバランスの偏りと内力が分析できるのです。
動きのクセがなぜ分かるのか?
👀 見ないと、分からないこと
👀 見ただけでは、分からないこと
(見方を意識して)観点を変えないと、分からないこと
見なくても内力を分析すれば、分かること
動作分析をすれば、その人の動いている姿を実際に見なくても、
だいたい〝こんな感じで動いている〟という特徴的な動作や動きの癖が分かります。
初めての方はビックリされますが、そうなるには、〝それなりの理由〟があるんです。
動きのクセが分かる理由
🤔 お客さま
実際に動いているとこを見たこともないのに、なんで癖が分かるの?
🙂 僕
動いているとこを見なくても(体の内側で働く力)内力さえ分かれば、
無意識な時や逆に緊張したり力んだ時ほど、内力の影響が強くなって
動作に反映されやすいので特徴的な動きがだいたい分かるんですよ。
むしろ、お客さまが自分では意識し切れていない動きまで分かるので、
後になって他人からその事を言われて、そういえば…と、
驚かれることもよくあるんです。
🤔 お客さま
そういうものなの?
🙂 僕
はい、無意識だからそういうものなんですよ。
イメージしてみよう
Q 1たとえば、(体に痛みが全くない状態で)
右足に体重を乗せるとグラグラして左足だと安定していたら、
どちらの足に体重を乗せる時間(接地時間)が長くなりますか?
Q 2何らかの理由で右手の方が挙上しやすくて、左手は上がりにくい状態だとして、
とっさに高い所にあるモノを取ろうととしたら、どちらの手を使いますか?
Q3 顔が右に向きにくくて左に向きやすいとして、正面から顔をめがけてボール
が飛んできたら、顔をどちら向きにして避けようとしますか?
😊 僕
さっきの質問Q1〜3でイメージした自分の動きに
(体の内側から)強く影響を与えている体の内側で働いている力が、内力です。
とっさの瞬間/緊張したり力んでしまうほど
そうせざるを得ない。思わずそう動いてしまう。
その理由が、内力の働きといっても過言じゃないんです。
🤔 お客さま
確かに、無意識だったり、とっさの動きって動きやすい方を使ってるわ。
利き手とか利き足とは違うの?
🙂 僕
はい、利き手や利き足がバランス次第で変わることってないですよね。
でも、内力の働きは体幹のバランスが変わると、
その時々で変化するので検査してみないと分からないんです。
お客さまのように長くお店に通っていただいていると、
その方のバランスの傾向はデータが蓄積するほどより分かるのですが。
🤔 お客さま
だから、毎回最初に検査するんだ。
😊 僕
はい、仰る通りです。
その時のバランス状態(情報)を元にして毎回施術の方針を決定しているんです。
🙂 僕
高い所からパノラマ図のような視点で見るバードビューとか、俯瞰(ふかん)する
という言葉があるのですが、検査した結果を分析すると
お客さまの動きを立体的にイメージしやすく、その形は日常の体の使い方と
内力の影響を受けているので実際の動きに反映されやすいので動いているところを
見なくても、まるで見たことがあるくらいのレベルで動きの癖や特徴を把握できるんです。
😊 お客さま
自分の姿勢や動きを俯瞰できたら〝ハッとして〟気がつくキッカケになるし、
自分で気がつくことで意識もしやすくなるよね。
😊 僕
そうですよね。
気がつくことが変化するキッカケになりますよね。
悪い変化は、パターン化、慣れ、惰性からはじまり。
良い変化は、気づきからはじまり、内側から始まって外へと変化していきます。
変わり続けるからいつも変わらない。
毎日同じであって、同じじゃない。
見えない、意識しづらい部分に変化のキッカケやヒントが隠れています。
というわけで、【❶】はここまでです。
是非【❷】も読んでみてください。
このブログがあなたの健康維持・獲得のキッカケやヒントになれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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