力みが起きる仕組み(①)心と体の力み

力み体のしくみと働き
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2024.9.22  【加筆・編集しました】

 

(このブログは①・②に分けてあり、その①です)

 

無意識に肩や腰に力が入っている。すぐに力む癖がある。無駄な力を抜くのが下手。

自分がなんで力むのか?気になる方は是非読んでみてください。

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無意識に力んでいませんか?

力み

 

「リラックス、リラックス。」

 

「深呼吸して、肩の力を抜いて。」

 

「息を止めないで、しっかり息を吐いて。」

 

スポーツの試合会場などで、こんな声かけをよく聴きませんか?

 

 

スポーツに限らず、緊張してしまいそうな場面に遭遇した時も

 

このような声かけを聞きます。

 

たとえそれが的確なアドバイスでも

 

その場で言われてできるなら、やってるし

 

本人もそうしたいだろうけど、緊張でその声が本人に届いていない

 

なんとか声が届いて深呼吸した瞬間は肩の力が抜けても、

 

次の瞬間にはガチガチに肩に力が入っている状況は緊張あるある

 

言われてできるくらいならやっている

 

まわりからの声にハッと我に返って冷静さを取り戻すシーン

 

正直、あまり見たことがありません。

 

タイプにもよるかと思いますが…

 

問題なのは、その場の緊迫した空気やピーンと張り詰めた緊張感ではなく、

 

そのシーンにいくまでの普段の意識と行動が一番の問題だとは思いませんか?

 

力みって具体的にどういうこと?

力み

 

力みとは、心と体に無駄な力が働いて体が思い通りに動かせない状態のことです。

 

体に力を入れることを 力(りき)むといい、

力が入ることも 力(りき)むといいます。

 

 

力を意識的に入れても、無意識に入っても〝力む〟

 

強がりや気負い、負けん気のことも力みというので、

 

体のことだけでなく心にも作用するのが〝力み〟です。

 

 

ネバベキ思考は力みの温床

 

〇〇せねば。 〇〇すべき。

 

規律を守ったり、模範的なことは悪いことではありませんが

 

融通性が効かな過ぎたり度が過ぎたりと

 

それをそのまま人に強要してしまうと、自分以外の誰かも自分自身も

 

緊張させる心の使い方になる。

 

ねばべき思考〟も、腰や肩のを緊張させて力みの原因になります。

 

 

心と体と力みとは、それだけ密接に関係しているということです。

 

 

日常生活や運動時に限らず、体を動かしている時やジッとしている時に

 

自分でハッとして気がつくこともあれば、まわりで見ている他人から

 

力んでいることを伝えられることもありますが、

 

力み〟という心にも体にも起きる現象を一言でいうなら、

 

要らないこと〟している状態。

 

 

気づかない間に自分で自分に制限をかけている状態で、無駄だったり過剰過ぎたり、

 

そんな心と体(筋肉)使い方が〝力み〟の正体です。

 

良い準備できてますか?

準備

 

力みと密接に関わっているのが、心の緊張です。

 

でもなんで、緊張するのか?

 

それは思わず緊張してしまうような場面や状況だからであって

 

緊張感が高まる場面で緊張するのは当たり前

 

 

僕自身も緊張しやすいタイプなので緊張する場面が本当に苦手ですが、

 

例えば多勢の前で話をした時のことを振り返ってみると、

 

力を出せた時と、空回りして準備したことを活かせなかったり

 

力を出せずに自己嫌悪に陥る時とがありました。

 

 

レビューしてみると

 

この結果って何がどう違うのか?

 

僕なりに結果と過程を振り返って分析してみると、

 

答えは〝良い準備〟ができていたのか、いなかったのかの違い

 

という結論に。

 

準備次第で緊張した感じも緊張のピークも違うのです。

(緊張に良い悪いは無いのかもしれませんが… )

 

 

良い緊張をしている場合

 

準備の時点でアレコレ想定しながら緊張は高まり続け、

 

当日の流れをイメージをしてそれまでにできる準備は完了

 

当日の本番直前で緊張はピークに達して無駄にトイレに行きたくなったり

 

心拍数が上がったり緊張感から汗をかいたりします。

 

 

でも、一旦本番が始まってしまうと緊張はピークを過ぎていて落ち着いていき、

 

フンワリとした不思議な感覚のまま最後まで集中が途切れることなく進んでいき、

 

終わった後も心地よい疲労感を感じます。

 

 

悪い緊張をしてしまった場合

 

準備の時点からどこか集中しきれない状態で、

 

テーマも方向性も絞り込めないで緊張感も不思議と高まらず、

 

本番ギリギリになってザックリ流れだけを決めて準備完了。

 

「まあ、なんとかなるか」的なメンタルのまま当日を迎え

 

本番スタートまではほどほどの緊張感だったのに、

 

スタートと同時に緊張は急に高まり、ささいな流れの狂いをキッカケに

 

グダグダになっていきリカバリーできずに伝えたいことが伝わらないまま

 

焦りと緊張はピークに達し、冷汗ダラダラ状態で時間だけは押すという

 

最悪の状況のまま巻き巻きで終了。😨

 

 

チーーーン… (−_−;)

 

終了後、灰になります。(゜o゜)

 

 

2つの緊張パターン

 

良い緊張感の時は、周りもそれなりに見えていて集中している

 

どこにも力が入っていないような不思議な感覚で、頭も回転しているので

 

適度にアドリブが効いてその場で対処できます。

 

 

悪い緊張感の時は、周りの声がやたら耳について(集中力が低い証拠)

 

気がついたら妙な声の上ずりと体の強張り(典型的緊張&力みパターン)

 

スタート前まではそうでもなかった緊張感はどんどん高まっていき、

 

伝わらない&アドリブも効かないままグダグダで終了。

 

 

当日の雰囲気もあるかもしれませんが、当日までの緊張感と準備の違いが、

 

パフォーマンスの違いとなって出るのです。

 

 

今思い出しても寒くなるような大失敗があるからこそ、

 

そこからなにかを学んで、少しでも変化させていけるのですが、

 

喋りながら自分でも何を言っているのか分からなくなる感覚や、

 

焦った時にでる変な汗💦を思い出すと逃げ出したくなります。

 


というわけで、①はここまでです。

 

②も引き続き力みについて書いてみたので是非読んでみてください。

 

 

 

このブログがあなたの健康維持・獲得のキッカケやカギになれば幸いです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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