くすりのリスク。痛みを感じた時に痛み止めを飲むのは正解か

メカニズム体の痛みや不快症状
この記事は約8分で読めます。

2020.4.17  【加筆・編集しました】

 

痛み止めとは、痛みを効果的に止める薬です。

僕自身、喉が痛かったり風邪をひいた時には病院で処方してもらって

当たり前に痛み止めを飲んでいますが、痛みが楽になるって本当にありがたい薬です。

痛み止めについて興味のある方は是非読んでみてください。

スポンサーリンク

痛みを感じた時、痛み止めを飲みますか?

痛み止め

 

痛みを感じたら、とりあえず痛み止めを飲む。

 

打ったり捻って患部に腫れがあれば、湿布を貼ったり冷やしてみる。

 

テーピングや包帯、サポーターやコルセットを使用して固定してみる。

 

少し休んだり安静にしてみる。

 

温かいものを飲んだり、体を温めてみる。

 

過労気味だったり睡眠不足が続いていたのなら、横になって少し寝てみる。

 

 

痛みを感じた時の対処方法ってだいたいこんな感じではないでしょうか?

 

 

痛みを感じたら痛み止めを飲んで痛みを和らげることは当たり前、

 

定番の対処方法(行動パターン)でもあります。

 

 

でも誤解してはいけないのが、痛み止めは〝痛みを止めたり和らげる薬〟

 

で、痛みを治す薬💊ではないのです。

 

 

痛み止めを飲んで痛みが止まった状態を症状が治っているのかといわれたら、

 

必ずしもそうとは限らないということです。

 

痛みとは結果的に起きている

炎症反応

 

体の一部を強打したり、関節を無理に捻った結果、腫れや痛みが起きます。

 

腫れや痛みを(軽減したり)和らげるのに、患部に湿布を貼ったりアイシングをしたり

 

テーピングや包帯、サポーターやコルセットなどで関節を保護します。

 

 

痛みの直接的な原因でなくても、疲労が溜まっていたり睡眠不足や体が冷えて

 

血行が悪くなっているなど痛みをいつもよりも感じやすい体の状態なら、

 

温かくして休んだり、安静にして寝てみる。

 

回復しやすい条件を整えることで、回復速度は早まります。

 

 

痛みは結果

 

〝なにかしらの〟原因があって起きている痛みという現象はすべて結果です。

 

 痛み=原因ではないということです。

 

 

薬を飲んで熱が下がって痛みが引いても、

 

症状や病気が治っているわけではなくその途中ということです。

 

 

痛み止め(鎮痛剤)とは、痛みを一時的に抑えるための薬で、

 

薬が作用しているのはブロックできる発痛(炎症)物質に対してであって、

 

💊の作用として患部を修復したり、体のバランスを変化させたり、

 

細胞レベルから整えるといった作用は持っていないのです。

 

 

痛み止めの効果で痛みや炎症が和らいでいる間に体を修復しているのは、

 

自分自身の持っている回復しようとする力(免疫力)の働きなのです。

 

くすりのリスク

メカニズム

 

痛みを感じる仕組みとは、〝なにかしらの〟原因があって細胞が痛みを感じる

 

物質を放出し、 放出された物質を脳の神経繊維がキャッチして痛みとして感じる。

 

 

痛み止め(鎮痛剤)を飲むと痛みを感じなくなったり痛みが和らぐのは、

 

痛みを感じる物質をブロックしているからです。

 

 

但し、痛みを感じる物質には種類が数種類あって

 

それら全ての物質をブロックできる薬(痛み止め)は、今のところ存在しません。

 

 

ブロックしている=痛みを感じにくくしているだけで、

 

体内では炎症のサイクルが止まらない限りずっと痛みを感じる物質は出続けていて、

 

炎症のサイクルを細胞の状態を整えることで早期に終わらせる作用があるのが

 

ガンマ・リノレン酸なのです。

 

 

👍 痛みを感じる物質をブロックすることで、痛みをやわらげる。

 

🤙 細胞を整えて炎症のサイクルを早く終わらせて、痛みをやわらげる。

 

おなじ痛みをやわらげる作用でも、まったく違う作用なのです。

 

作用(効果)と副作用は表裏一体

陰陽

 

痛み止めを空腹時に飲んだり、比較的効果の強い痛み止めを飲んで

 

胃が痛くなった経験はありませんか?

 

 

僕は何度かその経験がありますが、痛みがあるから痛み止めを飲んだのに、

 

違う意味で(胃が)痛くて苦しかったのを覚えています。

 

それ以降は空腹時はできるだけ避けて、強い薬の場合は胃薬を併用して

 

飲むようにしていますが…

 

痛みをブロックするという効果が強いということは、それに特化していいる分だけ

 

自然界に存在しないレベルの量を一度に体に取り込むことになる。

 

効果も期待できる反面、作用と副作用は表裏一体なので体への負担も大きくなる

 

ということです。

 

 

辛かった痛みが楽になるって魔法のような薬なのですが、

 

服用時に用法や容量を守るようにいわれるにはそれなりの理由があるのですが、

 

痛いのを我慢しているのもストレスなので痛みが一時的にでも解消されるって

 

本当に助かるのですが。

 

人の体は有機体

助け合う

 

ものの分け方に、有機無機かという分け方がありますが、

 

人の体は、有機体です。

 

 

人間関係も有機的な関係が理想的で、

 

体をつくっている細胞ひとつ一つも隣り合う細胞どうしが細胞膜を使って

 

コミニュケーションをとりながら有機的に働くことで健康が保たれています。

 

 

有機物に対して有機物は根本から変化をさせることができますが、

 

人工的な無機物にはその力がありません。

 

無機物は変化させることができても、あくまで一時的な変化でしかなく、

 

変化させようとして自然界に無いレベルの量を一度に使用することになり

 

体にとって有害もしくは毒なるリスクが高まる可能性があるということです。

 

まとめ

まとめ

 

痛みを感じた時、痛み止めを飲むのは正解なのか?

 

僕は正解だと思います。

 

 

ずっと痛いのを我慢しているよりも、痛みが和らいだ方がストレスが少ないからです。

 

そして、痛みが和らいでいる間に適切な処置や対応をすることで

 

症状が鎮静化していき、快方に向かうようにコントロールするのであって

 

痛くないから無理をして動いたり、無理を続けるために飲み続けないことだと思います。

 

 

根本的に治すこともできないし、副作用も心配だから飲むのはやめようとか

 

自分勝手にコントロールしようとは思わないでください。

 

モノは特性をよく理解すれば、効果的に使えるからです。

 

 

根本的に治らなくても痛みが和らぐことでストレスが軽減され、

 

緊張がゆるんだり痛みが軽減されてぐっすり眠れたりすれば免疫力がアップして

 

結果的に回復は早まります。

 

 

〝とりあえず〟という選択肢ではなく、よく見極めて。

 

 

無理をするために使うのではなく、使うタイミングと止めるタイミングをよく見極めて。

 

 

効果的に活用すればストレス少なく、回復する助けになります。

 

痛みを薬でブロックしても体を回復させるのは自分の免疫力次第。

 

免疫力が高い状態でコントロールされた状態をキープできるように

 

日頃から意識したり気をつけておくことも大切だと思います。

 

 

ということで今回はここまで。

 


このブログがあなたの健康維持・獲得のキッカケや助けになれば幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント