伝えたいことを伝わるように伝える方法(①)言葉を選ぶ

コーチングとティーチングコーチングとプランニング
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2020.3.30  【加筆・編集しました】

(今回は①・②に分けてあり、その①です。)

 

普段使う言葉の選択と言葉の意味、伝わる伝え方に興味がある方は読んでみてください。

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伝わるように伝える方法

最適化

 

コーチングする・アシストする・リデザインしていく・アップデートするなど

 

お客さまにアドバイスをする時や、なにかお伝えする時、

 

使うのは言葉ですが、できるだけ専門用語は少なく体の感覚的な話は他業種の言葉を

 

使ったり、例え話で表現することも多いのですが、奇をてらっているつもりはなく、

 

感覚的に言葉のニュアンスが自分の感覚と最も近い言葉を選んでので

 

伝えたいことが〝伝わる〟ようにと考えて言葉を選んでいます。

 

 

🍃 リデザイン(Re design)とは、

 

デザインという言葉は、服や建物のような目に見えるものだけでなく物事の流れや

 

仕組みにも使われます。

 

その完成されたデザインを、その時の状況に合わせて最適化するようデザインし直す

 

ことがリデザインです。

 

 

 

デザインとは、単にどう見えるか?や、どう感じるか?というものではない。

 

デザインとは、どう機能するかだ。

 

 

とは、スティーブ・ジョブスの名言ですが、

 

人生のその時々で置かれたり与えられた環境の中、目的を達成するために行い

 

体が正しく機能するようにすることが体の最適化=リデザインだと捉えています。

 

 

🍃 リワイヤー(rewire)リンク(Link)とは、

 

リワイヤーとは、配線し直したり組みかえるという意味があります。

 

体が疲れを感じる主な原因は神経伝達の不具合ですが、脳から中枢神経へ

 

中枢神経から末端神経までの神経の命令伝達の不具合を

 

疲れたとか、なんか怠いと感じていて、その間違った体の使い方や動き出しなど

 

誤作動している体を施術やエクササイズで〝正しくつなぎ直して〟整えるという

 

意味でリワイヤーとかリンクという言葉を使っています。

 

 

🍃 アップデート(UP DATE)とは、

 

アップデートとは、不完全さを補うのためのものです。

 

システムや情報を最新のものにすることで、大規模なアップデートのことを

 

バージョンアップと呼び(車ならマイナーチェンジとフルモデルチェンジの違い)

 

人も体も未完成で不完全なのでレベルアップしながら変化させていき、

 

常にベストな状態に保つという意味で〝アップデート〟すると使っています。

 

 

 

体を整える上で、何を伝えるかは大事ですが、

 

どう伝えると正しく〝 伝わるか 〟を考えながら、言葉を選んだり

 

使い分けができるようになりたいと考えています。

コーチングする

コーチング

 

コーチングとは、運動や技術などの指導をすることです。

 

人それぞれに目指す目標も目的も違うので、

 

理想のコーチも理解しやすいコーチング方法(伝え方)も違い、

 

コーチングには絶対的な正解はありません。

 

あるとしたら、対象者のその時のレベルや状況に応じた最適解だけです。

 

 

コーチング(伝える)といっても、自分の経験や成功体験を押しつけたところで

 

それがそのまま他人には当てはまらないし(基本的に)他人は変えられないので

 

自分が成長して変わり続けるのが、(遠回りに感じますが)結果的として(伝わって)

 

お客さまが変化するベストな方法なのです。

 

 

コーチングのスキルとは、

 

🔴 伝える(正しく伝わる)

🔴 見せる(具体的に)

🔴 問う(質問する力)

🔴 やらせる(行動する)

 

この4つの見極めと使い分けのコントロールです。

 

 

いつも同じに見えて、いつも同じじゃない。

 

同じに見えて同じじゃないのは、

 

常に変化し続けることでしか〝いつも変わらない〟ことは保てないからです。

 

 

老舗の料亭の味も、昔のレシピ通りを再現していると「味が落ちた」とか

 

「先代の味と違う」などの厳しい言葉を常連さんからもらうことになり、

 

時代に合わせて少しづつ変化させていることで、口うるさい常連さんからも

 

「いつも変わらない」「先代から変わらず美味しい」と評価を受けるそうです。

 

変わらないのは味じゃなくて取り組む姿勢。

 

 

頑なに守ろうとして変化を拒めば、急速な時の流れに置いていかれ

 

ふと気づけばいつの間にか古くなってしまっているのは、

 

老舗の味もスマホのOSも人の体もみな同じで、

 

一見変わらなくても、定期的なアップデートが必要ということです。

 

伝えると伝わるは違う

伝わる

 

文字にするとたった一文字ですが、〝え〟と〝わ〟の差はとても大きく、

 

ミスの原因のほとんどは、伝わっていない事で起きるコミニュケーションエラーです。

 

 

喋り方ひとつでも伝わり方が違い、自分の意思が正確に伝わることで

 

はじめてコミニュケーションが成立します。

 

 

コミニュケーションスキルとは、

 

1. 言葉を選び相手のフィールドで正確に伝える発信力

2. 相手の話を聴いて共感したり理解する受信力

3. 知りたいことを言語化して問う質問力と言葉を選ぶ語彙力

 

この能力を高めることでコミニュケーションスキルが高まります。

 

 

疲れの正体は、神経伝達のコミニュケーションエラー。

 

脳からの指令を中枢から末端へと神経伝達して伝える過程で伝達に不具合が起き、

 

そのエラーをなんか調子が悪いとか、体を動かすのがしんどいと疲れとして感じて

 

その感覚がずっと続くのが疲労困憊状態です。

 

コーチングとティーチングを使い分ける

コーチングとティーチング

 

コミニュケーションとは、

 

自分の意思が正確に伝わることではじめて成立します。

 

伝えても(伝えているつもりでも)伝わっていないから、

 

ミスが生まれるように、ミスの原因の大半はミスコミニュケーションです。

 

 

コーチングとティーチング

 

何かを伝える方法には、コーチングとティーチングがあります。

 

その時の状況や相手のレベルや状態によってどちらがベストなのかを見極め、

 

アプローチ方法を使い分けながら伝えることが不可欠になります。

 

 

⭕️ コーチングは、

 

〝なにかに挑戦したい〟〝結果を出したい〟という前向きな人に効果的です。

 

自ら気づいて判断し、主体的に行動できるように。

 

ゆとりを持って伝えることで、考える習慣が身についていき機転が利くように

 

指導していくことです。

 

コーチ(指導者)とクライアント(お客さま・選手)との双方向コミュニケー

 

ションや促進的アプローチで成長や変化を促して、潜在能力を解放させて力が

 

発揮できるようになることを目指します。

 

 

⭕️ ティーチングは、

 

比較的経験や知識が少ないクライアント(お客さま・選手)に

 

必要な情報や技術を具体的に教える指導で、基礎知識や基本技術を学ぶ時に効果的です。

 

答えを含めた提示することで結果に対する即効性がある反面、言われたことしかできない。

 

自主性はあっても主体性を奪うおそれがあり〝自ら〟という当事者意識が無くなっていきます。

 

一方的なコミュニケーションになりがちなので評価される場面が多くなり、

 

その分クライアントは次第に受け身(指示待ち)になりやすく、自分で考えずに

 

模範解答を欲しがる(依存する)ようになります。

 

 

学校で教えるのは、ティーチャー

 

ティーチングの一番分かりやすい例が、公立の学校の授業です。

 

答えを持っている先生が知識や経験の少ない年齢の生徒に答えを教えるのが

 

ティーチングです。

 

問題なのは、先生が持っている知識やスキルやノウハウをただ教えるだけでは、

 

創造性や主体性、修正したり適応する力を育むのは難しく、

 

自分以上の人を育てることは困難なので、結果的にステレオタイプや劣化コピー版を

 

量産することにつながりかねないと思います。

 

 

コーチングとティーチングの見極めがポイント

 

見極めの基準になるのが、4つの視点👁‍🗨👃👁‍🗨 です。

 

👁‍🗨👃👁‍🗨 できていない事に気づいているのか、それにも気づいていないのか?

 

👁‍🗨👃👁‍🗨 できていない事は理解していて、やってるけどできないのか?それでもやらないのか?

 

👁‍🗨👃👁‍🗨 意識したことは無意識にできているのか、できていないのか?

 

👁‍🗨👃👁‍🗨 特に意識しなくてもできる状態なのか(身についているのか)?

 

 

エクササイズやトレーニングも

 

最初はティーチングから、基本が出来たらコーチングに切り替えていき、

 

年齢に応じた体に最適化(リデザイン)して体も動きもアップデートしていくことが、

 

健康を獲得し健康寿命を伸ばしていくことにつながります。

 


ということで(①)はここまでです。

 

(②)は、自主的と主体的の言葉の違いや、アシストとサポートの違いについて

 

書いてみました。引き続き②も読んでみてください。

 

 

このブログがあなたの健康維持・獲得のキッカケやヒントになれば幸いです。

 

長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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