体を活性化する方法(後編)体の仕組みや働きを活用する

まとめ体のしくみと働き
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2020.3.29  【加筆・編集しました】

(今回は長くなったので前・後編に分けてあり、その後編です。)

 

ダイエットに挑戦中の方も肉体改造されている方にも関係する細胞レベルの話、

食べ物の話など、体の活性化に興味がある方は是非読んでみてください。

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体を細胞レベルから活性化させる

活性化

 

体を活性化するには、具体的にどうしたら活性化して、

 

不活性だとどんなデメリットがあるのか興味ありませんか?

 

 

体にはもともと回復する力が備わっていますが、

 

活動するにも回復するにもエネルギーが必要で、そのエネルギーをつくりだす

 

働きをしているのが、細胞内のミトコンドリアです。 

 

 

ミトコンドリアが働いて、エネルギーが十分にあれば、

 

仮に調子を崩したとしても体は回復しやすく、調子も崩しにくいのです。

 

ミトコンドリアが増えたり活性化する条件

 

🔴 寒さを感じる

🔴 強めの運動を心がける

🔴 運動でエネルギーを消費する

🔴 カロリーを制限をする

🔴 プチ断食(週1回1食抜く)

 

など、細胞がエネルギー不足を感じたり、体に適度な刺激が必要でなんです。

 

 

例えば、食事の摂取カロリーを約25%程度減らすことを続けると、

 

サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)が活性化して、

 

さまざまな老化の要因を抑えるという話がありますが、

 

エネルギーをつくるミトコンドリアの活性化には、

 

ハード過ぎない程度のストイックなライフスタイルが必要で、

 

屋外で運動したり食事量をコントロールすることが体にとって

 

良い刺激になって活性化するのです。

 

 

ミトコンドリアがまだ発見されてもないし、働きも解明されていない時代に

 

〝食事は腹八分〟を唱えた昔の人って本当に偉いですよね。

 

 

ミトコンドリアが不活性で起きる不調や症状

 

🔵 冷え性

🔵 疲労

🔵 免疫力低下

🔵 メンタル低下

 

 

若い頃ならなんともなかったレベルの運動ですぐに疲れてしまう。

 

最近疲れやすくなったという人は、原因は加齢だけではなく、

 

もしかしたらミトコンドリアの働きの低下が原因しているのかもしれません。

 

実は脂肪燃焼のカギでもあります

脂肪燃焼

 

ミトコンドリアは、糖からエネルギーをつくりますが、

 

体に溜め込んでる脂肪と酸素を使ってエネルギーもつくります。

 

 

👉体脂肪の燃焼は、主にミトコンドリアで行われるということです。

 

 

ただし、ミトコンドリアは年齢とともに数が減ったり働きも悪くなる

 

ことから、中年太りの原因のひとつにもなっていることが考えられます。

 

ミトコンドリアを活性化することは、活動エネルギーが増えるだけでなく

 

脂肪燃焼効率も上がることにつながるということです。

 

乳酸がたまるとパンプアップする?

乳酸

 

乳酸は、運動する時に速筋でつくられ、遅筋で持久系エネルギーとして使われます。

 

同じの筋肉細胞の中で糖から乳酸ができて、それが同じ細胞にあるミトコンドリア内で

 

再エネルギー化されて持久系のエネルギーになります。

 

 

そして、糖を使った(瞬発的な)解糖系のエネルギーの分解スピードは上がりますが、

 

乳酸を使う酸化系は(何もしなければ)スピードが極端に上がることがないので、

 

筋肉内に乳酸渋滞が起こって、一時的に飽和状態になります。

 

💪これが筋肉がパンプアップした状態です。

 

 

筋トレや強度が高い運動をすると、筋肉が張って思うように動かなくなる。

 

いわゆるパンプアップ状態(パンパンに張った感覚)になります。

 

そんな時、筋肉内では一時的に乳酸があふれかえって飽和渋滞をおこしている

 

状態で、酸化系の処理スピードは極端に上がらないだけで(トレーニング次第で)

 

上げることができるので、筋肉が張って苦しく感じる時間が短くなって動きづらく

 

感じても、(トレーニング次第で)力が入って動かす事が可能になるのです。

 

クエン酸は優れた食材

クエン酸

 

レモンや梅干しを食べて〝すっぱい〟と感じるのはクエン酸の影響です。

 

クエン酸は、乳酸の分解を促進してエネルギーに変換する働きがあります。

 

筋肉がパンプアップしている時や運動前後など積極的にクエン酸を摂ることで

 

疲労回復をサポートしてくれます。

 

 

クエン酸は酸性なので、アルカリ性の汚れを落とす洗剤としても使用されたり、

 

重曹を溶かすはたらきもあるので、トイレ掃除や洗濯にも使えます。

 

 

また、キレート作用というビタミンやの吸収を促進する働きもあるので、

 

ビタミンやミネラルが豊富な果物や野菜でとったり、野菜や果物と一緒に

 

クエン酸をとると吸収力がアップします。

 

 

抗酸化作用で肌を正常な状態に保つので紫外線を浴びる機会が多い人にもオススメです。

 

果物と野菜

 

クエン酸が多く含まれる果物や食べ物です。

 

🍋 レモン ・ ライム ・🍊 オレンジ

 

🍍 パイナップル ・🥝 キウイ ・ グレープフルーツ ・ 🍓 いちご

 

梅干し・ 青大豆 ・🍅 ミニトマト

 

🧀プロセスチーズ ・ ヨーグルト(全脂無糖) ・🥔 じゃがいも

 

 

食用と掃除用は同じクエン酸でも品質が違うので、使用目的で使い分けてください。

まとめ

まとめ

 

体は、適度な刺激がある運動をすると活性化します。

 

運動だけでなく、軽い寒冷刺激や軽い飢餓感を感じても活性化します。

 

過度なストレスはダメですが、適度な刺激は体を細胞レベルから活性化させる

 

働きがあり、体が活性化することは脂肪燃焼のカギにもなります。

 

 

野菜や果物も、太陽光線に負けないように甘くなったり、

 

ぎりぎりまで水をやらないことで根の吸収力がアップして

 

美味しくなったりと適度なストレスを与えた方が味が良くなるそうです。

(農業の方が教えてくれました。)

 

 

自分の体を活性化させるには、体を〝適度に〟刺激することが必要不可欠なのです。

 

 

ということで今回(後編)はここまでです。

 

 

このブログがあなたの健康維持・獲得のキッカケやヒントになれば幸いです。

 

 

長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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