姿勢革命(前編)姿勢とボディランゲージを意識して変わる

笑顔体と姿勢と呼吸
この記事は約8分で読めます。

(このブログは前・後編に分けてあり、その前編です)

 

姿勢が与えるさまざまな影響について興味がある方は是非読んでみてください。

スポンサーリンク

姿勢が悪いと下がること

姿勢

 

「姿勢を良くしましょう。」って

 

学校の先生や親から言われたことはありませんか?

 

でも具体的にどんな姿勢が良い姿勢なのかまで言われたことありませんよね?

 

良い姿勢にしてないと、姿勢を良くすることで

 

見た目以外にどんなデメリットがあるのかをご存知ですか?

 

 

知ってるようで知らないこと。

 

 

分かっているようで、分かっていないことって結構多いものです。

 

人に見られているいないに関わらず、あなたは自分の仕草や姿勢を意識していますか?

 

あまり意識していませんか?

 

 

姿勢が悪い他人の姿を見ても、ショーウインドウに映った姿勢の悪い

 

自分の姿を見ても、『イケてる』とか『元気そうだ』と思わないように、

 

猫背という言葉の持つイメージはネガティブで、

 

前屈み(まえかがみ)な姿勢は、見た目が悪いだけでなくイメージもダウンします。

 

 

⤵︎下がるのは単に見た目の話だけでなく、メンタルも下がり気味になり、

 

猫背もボディランゲージの一種なので、姿勢から心へも影響を与えます。

 

前屈みに圧迫された体幹の筋肉は正しく働かなくなるので

 

エネルギー消費量まで下がって太りやすくなります。

 

 

 腰周辺の筋肉だけで筋肉全体のエネルギー消費量の4分の1も消費しているので、

 

これも当然といえば当然の結果なのですが、うれしくないですよね。

 

 

姿勢は生きる姿勢

姿勢のような日常動作ほど意識的なのか、そうでないのかの違いは

 

見た目にも体の内側の働きにも影響を与えて、イメージもメンタルも

 

自分では気がつかなくても、いろんな影響が出ているのです。

 

 

姿勢も動く姿もカッコイイ方がうれしいし、

 

メンタルもエネルギー消費量も下がってほしくないですよね。

しゃべるより主張するのがボディランゲージ

ボディランゲージ

 

「元気です」と言われなくても、元気そうと感じる。

 

「楽しい」とか「最高」と言われなくても、その人の姿勢や仕草を見れば

 

だいたい分かりますよね。

 

 

ボディランゲージとは、

 

ボディランゲージとは、

 

パントマイムのように体を使って動作で伝える非言語コミ二ュケーションのことです。

 

芸能の世界でも、ボディランゲージに優れた人ほど名優と呼ばれているそうですが、

 

名優の圧倒的な存在感って実はボディランゲージも関係しているのかもしれません。

 

 

例えば、あなたが自信満々の時や、勝負事で勝利を確信した瞬間に

 

どんなポーズをとるか想像してみてください。

 

手を大きく広げてたり、バンザイしたり、胸を張って体を目一杯伸ばして

 

体を大きく見せるようなポーズをとっていると思いませんか?

 

逆に自信のない時や無力感を感じた時にはどうですか?

 

背中をまるくして、縮こまって小さくなっている姿を想像しませんか?

 

 

ボディランゲージは本能的な動きなので、もし仮に生まれつき目が不自由な人でも、

 

勝利の瞬間や自信にみなぎっている時には、手を大きく広げたり体を大きく見せるような

 

ボディランゲージをとるそうです。

 

ガッツポーズ

 

もしかして、

 

勝利を確信した瞬間、ガッツポーズをイメージした方はいませんでしたか?

 

でも、ガッツポーズの言葉の由来を知っていますか?

 

 

ガッツポーズ

 

ガッツポーズとは、元々はボウリング用語でストライクをとった時に使われていた言葉です。

 

それを、(元プロボクサーの)ガッツ石松さんがライト級世界王座を初奪取した時に、

 

世界王者を取った喜びのポーズを見た記者が、ガッツポーズ と表現して以来、

 

あの力強いポージング= ガッツポーズ として世の中に広く知られるようになったそうです。

 

 

世界を初制覇したチャンピオンの心の叫びと、それをガッツポーズと一瞬で表現した

 

アナウンサーの言語力/語彙力(ごいりょく)ってどちらもハンパないですよね。

 

心(気持ち)と体(姿勢)の関係

笑顔

 

〝カラダ〟は『体』とも『身体』とも書きますが、

 

『身(み)』という言葉には心という意味も含まれていて

 

心と体はそのくらい密接に関係しています。

 

 

うれしいとか幸せだと感じると、自然に笑顔になり、

 

うれしそうに笑っている顔を見ていると、それを見ている側も笑顔になります。

 

 

意識して良い姿勢でいたり、笑顔を絶やさないようにすると、

 

しぜんと幸せな気持ちになりやすく、自分を中心とした半径5メートル以内の

 

隣人にも伝っていき、良い影響を与えます。

 

 

逆にいえば、そうでない人の近くにいると、

 

ネガティブオーラも伝染するということです。

(自分のセーフティーエリアには入れたくないですよね。)

 

 

人の親になることも、心の準備ができたから子供をつくって親になったのではなく

 

子供が生まれた状況が、自分自身に親という立場を自覚させていくように

 

体や表情が心に影響を与えたり、立場や役割が心に作用して変わっていく。

 

心と体の関係には、そんな双方向性の関係があります。

 

 

たった2分間で

 

例えば、2分間だけ意識して良い姿勢を保つだけで、

👍 積極性が高まり、

👍 気持ちが落ち着いて、

👍 集中を持続させたり決断力を高めるホルモンが2割アップして、

👍 ストレスを感じるホルモンの分泌は2割ダウンします。

 

逆に、2分間意識して悪い姿勢を保つことで、

👎 良い姿勢の時と逆のホルモンバランスになり、

👎 積極性はなくなっていき、

👎 ストレスを感じやすくなるそうです。

 

姿勢や環境、その人自身がまとっている雰囲気って、

 

自分の体だけでなく周りにいる他人にまで与える影響が大きいのです。

 

体の姿勢と(物事に取り組む)心の姿勢

自信がない

 

姿勢や仕草という非言語コミニュケーションは、

 

自分の心(気持ち)と深く関係していて、

 

姿勢を意識することは心に影響を与えられるだけのポテンシャルを秘めています。

 

 

姿勢を正すことは、単に積極性を上げたりストレス耐性が高まるだけでなく、

 

その人自身が本来持ち合わせている自分の個性や自分らしさを表現すること

 

にもつながっていく自己表現のひとつです。

 

 

歳をとっていくとだんだん消極的になっていったり、

 

すぐキレたり怒りやすくなることは単に加齢現象だけの問題ではなく、

 

呼吸が浅くなっていくことで、体幹がかたくなり背骨の柔軟性がなくなって

 

呼吸筋が弱って体力(耐力)が無くなっていき、姿勢が悪くなっていくこと

 

と無関係ではありません。

 

そうなりたくない人は、今から呼吸筋をしっかりと鍛えておきましょう。

 

 

免疫力も内臓の働きも代謝も加齢とともに低下していきますが、

 

筋肉は鍛えることを続ければ、全盛期の約7〜8割はキープできるので

 

全てのことを筋肉を鍛えることで解決できるとは思いませんが、

 

筋肉を鍛えておいて良かったことは多くても、困ることは圧倒的に少ないと思います。

 


ということで、前編はここまでです。

 

後半は、姿勢矯正と姿勢調整の違いや姿勢のセルフチェックなどについて

 

書いてあるので是非後編も読んでみてください。

 

このブログがあなたの健康維持・獲得のキッカケやヒントになれば幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント