2020.3.24【加筆・編集しました】
(今回は前・後編に分けてあり、その前編です)
指を組んで祈る。腕を組んで考える。脚を組んで座る。
無意識に左右の手や脚をクロスさせる〝組む〟というボディランゲージが
持つ意味に興味がありませんか?
日常のなにげない仕草に隠れた心理に興味のある方は読んでみてください。
指を組むことで分かること
無意識のうちにやっている仕草のひとつに、
体のパーツを〝組む〟ことがあります。
指を組む。 腕を組む。 脚を組む。
指や腕や脚を組む時って自分がどんな心理状態なのか興味ありませんか?
指を組むことはボディランゲージひとつですが、どんな時に組むのか考えてみると
🔵 悩んでいる時
🔵 祈る時
🔵 考え事をしている時
🔵 自分の意見を大切にしたい時
など、自分の意識が内側に集中している時や
防御反応のひとつとして無意識に指を組んでいるみたいです。
指先には神経も集中していて、ツボの流れである経絡的にも五本の指それぞれに違うので
指の組み方次第で体の働きやパフォーマンスが変わるなんてこともあるのかも知れません。
腕を組むことで分かること
腕を組む場合、
相手を受け入れられないケースもあれば、
ただ単に癖や習慣でしているだけの場合もあります。
🔵 警戒している相手や心を開いていない時に腕を組むのは慎重なタイプ、
不安感が強い人は無意識にそうしやすいみたいです。
🔵 相手に隠している事がある時やバレたくないと思うほど腕を組む確率が
高くなります。
🔵 自分はこれをすると落ち着くという仕草がありますが、腕を組む仕草もそのひとつで
気持ちを落ち着けたい時に腕を組むケースもあります。
🔵 怒っている時に腕を組む人は多く、怒っている事を分からせたいケースと
怒りを抑えきれず思わず腕を組むケースがあります。
🔵 肩こってる場合も? 自信やこだわりの証し?の場合も
鍛え抜いた腕を支えるのに腕を組んでいるのか?それとも決めポーズなのか?
雑誌で紹介されているアスリート、トレーナーなどのスポーツ関係者。
ラーメン屋の店主さんを筆頭に料理人の方って、なぜか写真を撮られる時に
高確率で腕を組んでる気がします。笑
日頃無意識にやっている腕を組む仕草には、こんな心理が隠されているのです。
脳と利き手の関係
日本人の左利きの割合は、人口の約1割です。
そして、世界の人口の約1割も左利きだと言われています。
右手と左手の二択なので、半々とか1/3と2/3くらいでもおかしくないのに
なぜか1割程度… 不思議だとは思いませんか?
例えば、右(左)脳から出た命令は、延髄で交差して左(右)半身の筋肉に
命令を伝えて運動を起こすので、右脳は左半身、左脳は右半身を制御しています。
ちなみに僕は基本的に左利きですが、
道具は左手で使い、文字は右手で書くという動作によって利き手を変える
タイプの人を両利きではなく、クロスドミナンスと呼ぶみたいです。
(なんかカッコイイ呼び方だと思いませんか?)
右脳派か?左脳派か?
情報をインプット(理解)する時、どちらの脳を使っているのか?
情報をアウトプット(表現)する時、どちらの脳を使って伝えているか?
チェック1とチェック2の答えから、
自分がどのタイプなのかをチェックしてみましょう。
チェック1
自然に指を組んだ時にどちらの指が下にあるかをチェックします。
左指が下の場合、インプット(理解)時の効き脳は「左」(さ)
右指が下の場合、インプット(理解)時の効き脳は「右」(う)
チェック2
同じく自然に腕を組んだ時に、どちらの腕が下にあるかを見ます。
左腕が下ならアウトプット(表現)する時の利き脳は「左」(さ)
右腕が下ならアウトプット(表現)する時の利き脳は「右」(う)
チェック1と2の答えを踏まえて…
チェック1の答えが左(さ)チェック2の答えが左(さ)→ささ脳
チェック1の答えが右(う)チェック2の答えが左(さ)→うさ脳
チェック1の答えが左(さ)チェック2の答えが右(う)→さう脳
チェック1の答えが右(う)チェック2の答えが右(う)→うう脳
◎ ささ脳
理論的に理解して理論的に表現する物事を筋道立てて考えるタイプ。
几帳面で努力家
◎うさ脳
直感的に理解して理論的に表現する完璧主義で、自分でなんでも決めたい個性派
◎さう脳
理論的に理解して感覚的に表現する理想と現実のギャップに苦しみながら、
細かい事は気にしないという自己矛盾タイプ
◎うう脳型
直感的に理解して感覚的に表現する楽天的でマイペースな直感とひらめに
重視な感覚人間タイプ
血液型と同じ4つのタイプ分け。
あなたのどのタイプでしたか?
自分の行動習慣に脳の働きがこんな感じで関係しているって面白いですよね。
血液型と合わせて考えてみると、意識できていない自分を知るキッカケになるかも
しれませんね。
ということで、今回(前編)はここまでです。
後編は、4つのタイプに加えて性別の要素も加えたタイプ分けと、
脚を組むことで分かること、変わることについて書いています。
このブログがあなたの健康維持・獲得のヒントやきっかけになると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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