スタイル良く見せるテクニック、ポジショニングを意識する

ポジション動きの質と動きのコツ
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2020.3.24  【加筆・編集しました。】

 

自分の姿が他人からどう見られているのか気になりませんか?

もし、気にしていてもいなくても、自分の姿勢や動き方を見てそれを(無意識に)

評価しているのは自分以外の他人、仕事も姿勢も他者評価はカギになります。

 

姿勢や動き方を普段あまり意識することのない方、

体のポジショニングやボディコントロールに興味がある方は是非読んでみてください。

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体のパーツとポジショニング

 

サッカー(フットボール)を観たことがある人は、

 

「ポジションチェンジ」とか「ポジショニングが良い」といったような

 

解説やコメントを聞くことがありませんか?

 

 

ポジショニングとは、全体や他との関係で位置を定めることです。

 

ポジショニングが良いを言い換えると、個と全体の調和がとれている

 

という意味があります。

 

 

バレエ用語にもポジションという言葉があり、

 

脚や腕など体の位置・方向・姿勢のことを意味します。

 

 

一般的な体に関する評価や興味は、体重やスリーサイズ(数値やサイズ感)を

 

気にする傾向が強く、数値やサイズ感以上にスタイルが良く見える人もいれば

 

逆に悪く見える人もいて、仮に数値的には同じような重さや数値でも全く違う

 

見た目になることもしばしばあります。

 

 

また全身のバランスは無意識のうちに他人から一番見られ(評価され)ていますが、

 

他者評価なので、数値よりも視覚的・感覚的にとらえられていて、

 

〝キレイ〟とか〝スタイルが良い〟〝バランスが良い〟など評価はシビアです。

 

 

パーツのポジショニング

 

頭の位置、顔の前後左右への傾き、左右の肩の高さ、体幹の傾き、

 

骨盤の前後屈&右左旋など、

 

体のパーツがそれぞれどこにあって無意識にどういう状況や角度で全身のバランスを

 

保っているのかが、体のパーツのポジショニングです。

 

 

自分の体のベスポジ(見た目的にも健康的にもベストなポジション)を知ることは、

 

見た目の姿勢的にも、健康や体を動かすボディコントロールのカギにもなるもので、

 

数値やサイズ感以上にその人自身を表すものなのです。

 

位置覚ってなにか知っていますか?

 

😲いきなりですが、あなたの身体感覚をチェックしてみましょう。

 

 

『 まずは、何も見ないで〝右手を挙げて〟ください。』

 

そしてそのまま、鏡の前へ移動して確認(答え合わせ)をしてみましょう。

 

 

👁 チェックポイント

🤚 挙げた右手の中指の先は真上を向いていますか?

🤚 挙げた右腕に耳がついていますか?

🤚 右手を挙げることで、体幹が傾いていませんか?

 

 

 

『 次は、鏡の前で一度目を閉じて〝手を真横に伸ばして〟ください。』

 

手を伸ばしたら目を開いて確認(答え合わせ)をしてみましょう。

 

 

👁チェックポイント

👈 両腕は水平になっていますか?

👈 腕は真っ直ぐ伸びて、肘関節の内側のしわが正面を向いていますか?

👈 手を横に伸ばすことで腰が反っていませんか?

 

 

 

視覚に頼らず、自分の体の各部分がどういう相対的な位置にあるかを判断し、

 

体幹と四肢の関節の屈曲・伸展状態を感じて、その位置や動きの正確さや誤差

 

に気がつき修正する感覚が〝位置覚〟です。

 

 

確認(答え合わせ)をしてみて、

😢 自分が思っていた位置と違う位置に手があった。

😢 手の位置は合ってるけど、体幹が傾いたり重心がズレていたら

あなたの位置覚は相当狂っています。

 

そして、位置覚が狂う原因は、体幹バランスの崩れ(偏り)なのです。

 

ボディコントロールできていますか?

 

ボディコントロール=身体操作

 

例えば、ライフスタイルが原因になって起きる腰痛、肩こりなどの体のトラブル。

 

⚫️ 思い通りに体が動かない。

⚫️ 肩にすぐ力が入る、無駄な力が抜けない、疲れやすい。

⚫️ 頑張ってるのにパフォーマンスが上がらない。

 

 

ボディコントロールができていないこれらの症状は、

 

体が自由に動かせていないことが原因するトラブルですが、

 

原因は自分の外側にはなく、原因は自分の内側にあります。

 

 

(自覚の有無に関係なく)体は自然の法則や摂理にしたがっているだけなので、

 

痛みも不調も、原因と結果の法則から起こるべくして起こっているのです。

 

 

症状と原因(できていないこと)

 

例えば…(その1)

骨盤の位置覚もポジショニングも曖昧だと、重心を正しくコントロールできない

 

ままで脚の外側だけに力を入れて立つことになります。

 

そうなれば脚の外側の筋肉がしぜんと発達していき、どんどん偏って太くなりO脚に

 

なっていきます。

 

 

骨盤矯正もO脚マッサージも脚のケアグッズも、位置覚とボディーコントロールが

 

日頃から曖昧なままだと、毎日自重で脚に負荷をかけ続けることには勝てないので

 

効果は期待できません。

 

 

 

例えば…(その2)

スマホを操作している時のように頭の位置が前に出すぎていて(顔がつき出て)いると、

 

無意識のうちにそれを支えようとして首をすくめたり肩を吊り上げてしまい肩がこります。

 

緩みっきったアゴの下の肉はタプついて二重アゴになりやすく、

 

首の前側にある喉の筋肉は下がり胸が下がって背中が丸くなり、

 

血行不良で頭痛や首痛の原因になります。

 

胸が下がって姿勢が崩れ、圧迫された肋骨と内臓は固くなって下腹が出る

 

原因になったり、脚が太くなったり浮腫みやすく、足首が埋もれて無くなったりします。

 

 

体はあなたの行動記録(ログブック)

 

見た目は、体の持ち主のライフスタイルに従った行動記録の結晶なのです。

 

体を意識的に使う

 


不自然な動きという言葉もあれば、自然体という言葉もありますが、

 

本来、体には自然でいられる位置があり、楽に使える(動ける)動き方があります。

 

 

 

自分の思い通りに動く体になるには、

 

自分の持っている力が出しやすい体の状態に整えることです。

 

最低限そうすることで、はじめて思い通りに動くように体が変化しはじめます。

 

動くことや動き方、力を入れることではなく、動く感覚に集中して動いてみる。

 

 

体幹バランス(偏り)を整え、動きが滞ることなく、動きが流れるように

 

意識的に動き続けることで、体の変化や感覚の変化を体感しはじめます。

 

 

無意識に正しく動けるように、意識して正しく動く練習をする。

 

意識的に動く練習をすることから無意識にそれができるようになるのです。

 

自分の思い通りに動く体へと変えていく

 

部屋を掃除したり整理整頓するとスッキリします。

 

清潔になって気持ちいいだけでなく、どこになにがあるのか把握できます。

 

無駄なモノや不要なものを廃棄する事で室内の空気の流れも室内での行動も

 

スムーズになります。

 

 

スマホも、便利なアプリをダウンロードしたり、逆に使わないアプリは消去したり、

 

不要なデータを定期的にクリーンアップすることでフリーズしたり遅延することなく

 

使いやすくサクサク動くようにカスタマイズできます。

 

 

体も同様に、自分で意識しきれない部分は専門家に調整を依頼して、

 

自分でできることは自分で工夫しながら〝自分の思い通りに動くように〟

 

体をアップデートしたり、カスタマイズしてみましょう。

 

動きのスムーズさや動きやすさが変わってくるはずです。

 

 

自ら主体的に行動していると、体の変化だけでなく自分のライフスタイルまでも

 

変化させていくことができ、(本当の意味で)元気や活力が出てきます。

 

つながりのあるしなやかな動き

 

前・後・左・右・クロスなど、

 

体幹や下肢の基本的な動きを改めて意識的にして動かしてみると、

 

動きやすい、動きにくい。楽に動ける、不自由さを感じ

 

時には痛みを感じたり、関節の動き詰まりや制限がかかることを体感できます。

 

 

弱い部分を鍛えて使いにくい固い筋肉をつけるのではなく、

 

安定して支えれる、体幹からつながりのある、しなやかな筋肉をつけて

 

使える体へと整えていく。

 

 

体のパーツが本来あるべき位置を認識しながら姿勢を正したり、

 

無駄な力を抜いたり、重心と重心の移動を意識するなど、

 

体が無理なく使える状態を体感できるように、まずは意識することから

 

始めていきます。

 

 

そして、意識することを続けることで感覚が明確になっていき、

 

そうすることで身体感覚が発達していくほどに体が自然に楽なポジショニングを

 

保てるようになっていきます。

 

まとめ

まとめ

 

体に限ったことではなく、洋服も持ち物も若い頃にしか似合わない服もあれば

 

逆に年齢を重ねた大人にしか似合わない服があります。

 

 

体の使い方も年齢やその時々に最適化した使い方を身につけるように変化させていく

 

必要があります。

 

 

力を入れて関節を曲げながら動くトレーニングだけではなく、

 

無駄な力を抜いて〝伸びやかに筋肉を働かせる〟トレーニングで

 

体幹バランスを感じながら意識的に動くことも大切です。

 

 

筋力に頼るだけでなく、体のポジショニングを理解して重力を味方にしながら

 

無駄に力が必要ない、楽に動ける体になりたいですよね。

 

 

やる気はあるんだけど、何からはじめたら良いのかわからない方はお気軽にご相談ください。

 

ということで、今回はここまでです。

 

 

このブログがあなたの健康維持・獲得のキッカケやヒントになれば幸いです。

 

長文を最後まで読んでいただきいただきありがとうございました。

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