体の使い方ガイドブック(②)自分の好きと適性を探す

動きの質と動きのコツ
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2020.3.23  【加筆・編集しました】

(今回は前・後編に分けてあり、その後編です)

 

体を動かすことや運動やスポーツとの向き合い方、

伝わる伝え方について興味のある方は是非読んでみてください。

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プレイ トゥ スポーツ・ファン トゥ スポーツ

 

体を動かすことは苦手じゃないし、運動もスポーツもそこそこできるけど

 

他のことに興味があるから(積極的には)体を動かさないのと、

 

 

運動やスポーツに苦手意識があって、避けたり気後れしてしまう原因になっていたり

 

コンプレックスになっていて、体を動かすこともスポーツもしないのとでは

 

同じ〝運動はしない〟でも、プロセスがまったく違います。

 

 

スポーツとは、プレイヤーが主役のような気がしますが、

 

実はプレイヤーだけでは成立しませんし、プロスポーツとなると

 

応援してくれるファンがいなければ成立しませんし盛り上がりにも欠けます。

 

 

そのスポーツを自分と同じように好きでいてくれ、一緒になって応援してくれる

 

プレイヤーを支えてくれるファンという存在無しにスポーツは成立しないからです。

(プロスポーツの場合は特に )

 

 

プレイするレベルも、記録更新や勝利を目指したトップレベルから、

 

楽しむことが主のファンレベル(愛好家)コミニュケーションやレクリエーション

 

まであり、誰もが最初はプレイヤーに憧れスタートしますが、最後までプレイヤーで

 

いられる人は、ほんの一握りの人だけです。

 

逆に言えば、それだけ多くのファンに支えられて成り立っているということです。

 

 

素晴らしいプレイヤーを育てたり、プレイヤーが育つ環境づくりも大切ですし、

 

そのスポーツの認知度を高めたり、トップレベルでなくても楽しんでプレイしたり

 

応援してくれるファンをいかに増やすかがそのスポーツの繁栄のカギといっても

 

過言ではありません。

 

 

そのファーストステップになるのが、〝体を動かすことの楽しさを体感する〟こと

 

〝そこを〟すごく大切にしたいのです。

 

スポーツの適性ってひとつじゃない

 

スポーツは種類がたくさんあり、分類ワードもたくさんあります。

 

👟 個人スポーツ・チームスポーツ(個人でやるのかチームでやるのか?)

 

🎳 コンタクトスポーツ・ノンコンタクトスポーツ(体の接触があるのか、無いのか?)

 

⚽️ オープンスキルスポーツ・クローズドスキルスポーツ

(決められた動きの中で競うのか、状況に応じて動きが変化するのか?)

 

⚾️ フィールドスポーツ・インドアスポーツ・ウォータースポーツ(競技をどこでやるのか?)

 

🏸 スカイスポーツ・モータースポーツ・サイクルスポーツ(どんな道具を使うのか?)

 

🏄‍♂️ スノースポーツ・アイススポーツ・山岳・クライミング(雪山や氷上、山や専用競技場など)

 

🃏 eスポーツ・マインドスポーツ(ゲームや頭脳戦系)

 

ここに全部は書ききれないくらい、

 

これ以外にもまだまだいろんなスポーツと分類方法があり

 

もしかしたら、自分の才能に気づいていないだけで多種多様なスポーツの中には、

 

自分の興味や適性があるものがあるかもしれないということです。

 

 

僕が経験的に感じること

 

 

● 指導者との相性が悪く、モチベーションが低下して本来の力を発揮できていない

 

● 生まれ育った環境に自分の適正がある競技と出会う機会がなかった

 

● 球技系はぜんぜん駄目だけど、水泳は国内トップレベル

 

● 球技はボチボチだったけど、サイクルスポーツでは世界トップレベル

 

● 部活はどれも興味が湧かなかったけど、部活には無いダンスでトップレベル

 

● 運動全般的に苦手だけど、特定の競技だけズバ抜けて成績が良い

 

など、その競技のトップレベルの選手ですら、必ずしも万能タイプばかりではなく、

 

むしろ他の競技は苦手だったり、競技と出会う年齢やタイミングもいろいろなのです。

 

 

日本ではあまりメジャーなスポーツではなくても、

 

世界的にはすごくメジャーで人気が高いスポーツや、すごく面白いんだけど

 

まだあまり知られていないスポーツって実はいろいろあるのです。

 

 

ひとつの競技に早くから絞り込んで取り組むのもひとつの方法ですが、

 

(特に12歳くらいまでは)好きなものを複数選んでいろんな体の使い方を

 

覚えたり身体感覚を刺激して発達させながら、成長と共に自分が好きな方向へと

 

方向性を絞っていく方が怪我や故障をしづらくパフォーマンスもモチベーションも

 

落ちない方法だと思います。

 

伝わりやすい伝え方は人それぞれ

 

あなたが(スポーツに限らず)なにかを学ぶ時、どんな方法で

 

伝えられるが理解しやすいですか?

 

 

デモンストレーションを見る・まずは軽く体験してみる・先に動画を見る・

 

テキストを読む・音声テキストを聴いたり口頭での説明される・

 

写真や画像付きテキストを見るなど

 

一人ひとり伝わりやすい、理解しやすい方法があるはずです。

 

 

☝️この中でテキストを読むのこと最も能動的で、動画を見るのは受動的な伝え方で

 

百聞は一見にしかず〟ということわざがあるように、

 

人の脳は画像や動画などのイメージのほうが情報処理がはやく、

 

イメージをつかみやすくて記憶にも残りやすいそうです。

 

 

人それぞれ違う

 

人は、一人ひとり個性が違うように、

 

体の使い方(動かし方)の理解しやすい方法も人それぞれに違います。

 

そして、その人の理解しやすい方法で伝え、その人の得意系の動きや方法

 

(感覚的に理解しやすい伝え方)を中心に伝えていくことで、比較的苦手意識を

 

感じることなく理解が深まり、身体感覚も意識しやすくなるのです。

 

そのくらい〝伝わる伝え方〟って大事だと思います。

 

まとめ

 

体の使い方(動かし方)を考える時、

 

体の使い方をどう意識して、どういう感覚で使っているのかってすごく大事です。

 

 

どうすれば無駄に力を入れなくても動けて、スムーズ な動きが身につくのか?

 

どう伝えれば正しい動き方が伝わるのか?

 

を考えながら、日々体の動かし方(使い方)のコーチングをしています。

 

 

体を生涯使い続けるひとつの道具として考えてみると、

 

正しい使い方ってとても重要だし、故障したり壊れないように使うって大事なこと。

 

 

体を正しく動かすことは、健康に生きていく上でとても重要なキーワードになってきます。

 

 

嫌いなことは長続きしませんが、好きなことなら叱られてもやめないように、

 

自分が好きだったり興味のある運動やスポーツを見つけて、

 

楽しみながらチャレンジしたり、

 

その運動やスポーツを通じて体の使い方を少しだけ工夫してみる。

 

 

やってみて(行動してみて)目から鱗が落ちることもあるし、

 

やってみないと(行動してみないと)分からないこともあり、

 

それを続けてみることではじめて理解できることって本当にあるので。

 

 

 

というわけで、②はここまでです。

 

 

このブログが、あなたの健康維持・獲得のキッカケやヒントになれば幸いです。

 

①→②と長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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