健康も勉強もセルフプランニングするだけで結果が変わる【②】

修正/変化コーチングとプランニング
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2020.5.18  【加筆・編集しました】

(このブログは①②③に分けてあり、その②です)

 

自分の目的や目標に向かって何をどうすればいいのかが分からない時、

選択肢に迷った時、その時その瞬間の最適解を選んでどう修正しながら

目標達成や目的遂行に近づけていくかを整理して考えてみました。

計画立案/修正/達成のプロセスに興味がある方は是非読んでみてください。

 

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OODA(ウーダ)loopというフレームワーク

ウーダループ

 

ウーダループは、不安定で不確実、複雑で曖昧な世界、

 

まさに今の日本、これからの世の中のような世界を前提に考えられています。

 

 

不安定(Volatile)不確実(Uncertain)複雑(Complex)曖昧(Ambiguous)

 

の頭文字でVUCAの世界(時代)

 

そんなVUCAの時代には、観察 →状況判断 →意思決定 →行動をループさせながら

 

目の前の環境に応じて現場判断/処理しつつ目的に近づいていき、

 

達成にこぎ着ける意思決定スキルが、ウーダループ(OODA)です。

 

 

目標実現に向けて、確実に成果が出ることにのみ集中して行動するための理論なので、

 

状況に応じてショートカットもしながら何回も何回もループさせていきます。

 

 

成果に直結する選択をしながら臨機応変にショートカットして

 

ループさせることがOODAが最速最強と呼ばれている理由だと思います。

 

勉強方法に落とし込んで考えてみた

勉強

 

自分の学力を高めたい、成績を上げたい、試験などでミスをした時に

 

次はどう修正して対処すればいいのか?

 

このことをOODAウーダループに落とし込んでみると…

 

 

O Observation (オブザベーション)

成績表や返ってきた採点済みの答案用紙の結果など、自分の学力が

 

現状どういう状況なのかをしっかり把握する

 

 

O Orient (オリエント)

どの教科のどの内容が理解できていないのか?

 

どんなミスが多かったのか?記憶/記述なのか?など

 

情報を元にそれを改善するには勉強時間を増やすのか?集中力を高めるのか?

 

ミスした問題を全て解決していくのか?など

 

考えられる方法と優先順位をピックアップしていき、

 

現状から考えてどうすれば最も効果的か仮説を立てる(仮説立案が最も重要なポイント)

 

 

D Diside (ディサイド)

自分の集中力や体力、今後の試験スケジュールなどさまざまな現状を考慮して、

 

立てた仮説の中から最適解と思われる方法を選択する

 

 

A Action (アクション)

決めた方法に従って全力で行動し、観察や仮説を考えている時点では

 

想定していなかったことが起きた場合はリカバリーしながら行動する

 

行動した結果が上手くいかなかった場合、

 

その原因を整理して問題を抽出して1ループ目で把握した情報を踏まえて

 

次のループへとつなげる(つなげることを優先し結果にはこだわらない)

 

 

OODAloopを学びに落とし込む考え方

 

1.できる限り情報を集め、さまざまな角度から検討して情報を整理する。

 

👉自分はどうなりたくて、現状どうな状況なのか(差を明確化する)

 

 

2.整理した情報を分析しながら、目的達成の可能性が高い方法や方向性を考え

仮説を立てていく。

 

👉それにはどうすればいいのか?可能性がある選択肢を可能な限りあげていく

 

 

3.考えついた方法と方向性の選択肢の中から、最も結果につながりそうな選択をする

 

👉自分の意思と選択肢、過去の情報などから決断して最も効果的かつ未来を変える

 

可能性の高い選択肢を選ぶ

 

 

4.行動した結果と行動することで得た情報から検証する。

 

👉結果にとらわれず、結果は次のLoopのプロセスと捉えて次のループを回す。

 

 

これをくり返すことで学力、成績アップという目標へと近づいていきます。

 

整体(施術)に落とし込むと

コンディショニング

 

施術をプランニングする時の基本的な考え方。

 

症状に変化がみられない時や、停滞気味の時の軌道修正の考え方。

 

根本原因から根本的な改善にも使えます。

 

 

O Observation (オブザベーション)

お客さまの状態(顔色、姿勢、動作、仕草など)をしっかりと観察し、

 

お客さまの訴える痛みや症状考えられる原因などを質問して聴きとりをする。

 

 

O Orient (オリエント)

バランスチェック(検査)を行い、その結果を分析して、

 

バイオメカニクス的原因と経絡反応から東洋的発想も加味して考え、

 

主観的情報と客観的情報の両方をしっかり把握した上で根本原因を探り出す。

 

 

オブザベで集めた情報と分析結果の情報を合わせて更に絞り込み、

 

お客さまの希望を考慮しながら短期と長期の目標を設定してプランニングを立てる

 

 

D Diside (ディサイド)

お客さまの訴える痛みなどの症状と体のバランス状態や意向を考慮して、

 

気温や湿度、気圧の変化、気候や月の周期などの外的な環境要因も踏まえながら

 

立てた仮説の中から現状で最も効果的な方法(最適解)を決める。

 

 

A Action (アクション)

決めた方法に沿って施術を行い、観察時や動作分析時には分からなかったことを

 

その時々にその場で判断しながらリアルタイムに対処していき、実際に触れたり

 

動かすことでしか分からない情報も収集しながら、痛みや姿勢、動きなどの変化

 

を細かくチェックをする。

 

 

上手くいかなかった場合は、上手くいかなかった原因の整理をレビューして

 

1ループ目で把握した情報を踏まえて次のループを回す

 

 

OODAloopを施術に落とし込む考え方

 

1.気になる症状や目指す目標を確認し、姿勢や動作を観察したり、

 

痛みや患部の腫れや熱感などの情報を集めて整理する。

 

 

2.観察したり聴きとりなどで集めた情報と、動作分析の結果を踏まえて

 

痛みや不快症状の根本原因を可能性の高いものからリストアップしていく

 

 

3.リストアップした中から、症状の原因になっている可能性が高く痛みや

 

不快症状の主要原因になっている可能性の高いものを選択する

 

 

👉お客さまがどうなりたいのか、どうしたいのかを再確認する

 

👉それにはどうすればいいか、考えられる選択肢をリストアップする

 

👉お客さまの意向と選択肢の数、体のコンディションなどから、

 

原因の可能性が最も可能性が高く効果的に症状を変える可能性が高い選択肢をひとつ選ぶ

 

 

4.施術結果とその際に得た情報から立てた仮説とプロセスを検証して

 

次のループのプロセスと捉える。

 


ということで今回②はここまでです、③も是非読んでみてください。

 

このブログがあなたの健康維持・獲得のキッカケやヒントになれば幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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