体つきと顔つきを変える【❶】伝わる伝え方

コーチングとプランニング
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2024.9.19  【加筆・編集しました】

 

(このブログは❶❷に分けてあり、その❶です)

 

何かを伝える。

簡単なようで意外と難しいものです。

 

伝えたかったことがキッチリ〝伝わる〟には、どうすればいいのか?

伝わる伝え方に興味がある方は是非読んでみてください。

 

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伝わるコーチング

 

 

コーチングに絶対的正解はなく、あるのは最適解だけ。

 

極端な話ですが、対象者に合ってさえいればそれが正しいコーチングです。

 

 

コーチングとは、人になにかを〝伝える〟ことですが、

 

正確には〝伝える〟ではなく、

 

相手に〝伝えたいことが伝わって〟はじめてコーチングになります。

 

 

これまでの自分の経験則は他人には当てはまらないし、

 

時代も指導方法も常識もルールもどんどん変化していく中で、

 

自分が受けた当時のままの伝え方や常識をアップデートすることなく、

 

しかも、自分というフィルターを通した(劣化)コピー版として対象者に

 

使ってしまうことは、指導する側が一番やってはいけない方法だと思います。

 

(なにも考えなくて良いし、工夫も要らないのである意味ラクなのですが…)

 

 

時代が変わっても本質は変わらない

 

本質的なことはいつの時代も変わりませんが、ヘアスタイルもファッションも

 

クルマのデザインもその時代その時代の流行があり、流行は周期的で循環的ですが

 

〝昔のものをそのまま〟流用しているわけではなく、カット技術や施術材料の進化、

 

素材や生地の開発、空力抵抗が考えられたボディラインや製造技術の向上など

 

その時代に合わせて確実にアップデートされているからです。

 

 

ものを大事に使うにはメンテナンスが必要ですが、

 

維持するという意味をもつメンテナンス(maintenance)の語源は、

 

ラテン語の mani(✋)で、 tain(つかんで保つ) ance(もの、こと

 

システムもテクニックも、常に正常に働いたり正しく使えるようにするには、

 

メンテナンスという定期的な手入れ(アップデート)が必要ということです。

 

理想のコーチとは

 

 

もしも、あなたが誰かにコーチングを受けるとしたら、

 

どんなコーチに、どんなコーチングを受けたいですか?

 

 

そして、コーチングを受けることで、どうなりたい(変化したい)ですか?

 

 

言われたことに従順で、真面目で不平不満を言わない日本人には

 

即効性があるといわれているトップダウン方式を用いて、

 

 

「言われた通りに(動け)やれっ!」

 

「考えなくていいから言われたことだけ聞いておけ!」

 

と、徹底的に指示されたり一方的に管理されたいですか?

 

それとも、

 

自ら学んだり集中しやすく、成長しやすい環境や空間の中で

 

(考え抜かれた)プランニングに基づいて

 

双方向コミニュケーションをとりながら自分で気づいて判断や行動し、

 

その行動を省みたり修正しながら成長していく

 

心理的安全性が高くて主体的に行動できる裁量権があるコーチングを受けたいですか?

 

 

理想のコーチ像

(僕が今考えられる理想のコーチ像ってこんな感じ)

 

⭕️ 自分自身も常にアップデートして成長し続けている。

 

⭕️ 対象者の顔つき、目つき、体つきを変えられるスキルがある。

 

⭕️ 批判をしないことで心理的安全性を高め、探ったり勝手に解釈したり評価しないし

 

 余計な助言もせず、相手の本当の気持ちを知って寄り添える。

 

⭕️ 具体的にどうなりたいのか?どうやって?どこを目指すのか?いつまでに?

 

 など、良い〝問い〟を立てる質問力と言葉を使い分ける語彙力がある。

 

⭕️ 相手の言葉にじっくりと耳を傾ける傾聴力と共感力、受信力と発信力があること。

 

⭕️ 学べる、成長できる、空間づくり・環境づくり・機会づくりがうまく、

 

 その仕組みを構築できること。

 

⭕️ 目的や目標などゴール達成をするために、事前準備、代替え案準備などの

 

 良い準備ができること。

 

そんなコーチングスキルを身につけていきたいと思っています。

 

コーチングスキルと2つの言葉の違い

 

 

コーチングスキルとは、

 

PUSH・PULL・TELL・SHOW・ASK・DELEGATE

(後押しする・グイグイ引っぱる・伝わる伝え方で伝える・良い問いを投げかける・信じてやらせてみる)

 

これらの見極めと使い分けがポイントです。

 

 

僕の考える具体的なコーチングスキルとは、

 

⭕️ 対象者の能力を引き出す指導がしっかりとできる

 

⭕️ 良いプランニングをつくりあげることができる

 

⭕️ コーチングとティーチングの見極めと使い分け、強化と育成アプローチのバランスの

 見極めができる

 

⭕️ コミニュケーションスキル(発信力・受信力・質問力)が高い

 

⭕️ マネジメント能力が高い(時間・目的・目標)

 (マネジメントとは〝どうにかこうにかなんとかする。〟という意味)

 

⭕️ 失敗体験のレビューを徹底し、結果とプロセスを評価できる

 

⭕️ テクニックよりもスキルを磨く指導ができる

 

 

そして、伝える時によく使う似たような言葉がありますが、

 

 

コーチングとティーチング

 

(この2つの言葉の意味には明確な違いがあります。)

 

⚪️ コーチングとは

自ら気づかせて判断し、行動する余地を与え、承認し裁量権を与える方法

 

⚫️ ティーチングとは

管理することで考えなくても行動でき、トップダウンで答えを含めて提示する方法

 

 

⚪️ スキルとは

ストレスを感じたりプレッシャーのある中で正確に技術を発揮できる。

 

⚫️ テクニックとは

ストレスを感じないプレッシャーのかからない中で正確な技術を発揮できる。

 

 

⚪️ 自主性とは

自分の中でやるべきことが明確になっていて、与えられたテーマや目標に

 

自ら率先して取り組む姿勢

 

⚫️ 主体性とは

自ら今なにをするべきか判断して行動でき、アクションを起こせる。

 

与えられたテーマに加えて自分で考え、判断したり行動しアドリブがきくこと

 

 

⚪️ 育成アプローチとは

目的は、心の成長。

 

個を徹底的にのばして個々に成長させていくアプローチで

 

目先の結果や勝利にはとらわれない

 

⚫️ 強化アプローチとは

目的は、勝利。

 

選抜した選手を徹底的に鍛えていくアプローチで、無駄を削ぎ落として磨き上げる

 

 

 

2つの言葉というと、陰陽☯️や善悪のように対比したり対象的に感じるかもしれませんが、

 

どちらが良い悪いではなく、どちらも必要です。

 

時期や対象者のレベルや能力などを考慮しながら、

 

2つの共存する実態をしっかりと見極め、

 

指導方法を使い分けるバランス感覚が重要になってくると思います。

 

曖昧なことを明確にしてバランスよく使い分けるって大事ですよね。

 


ということで今回【❶】はここまで【❷】へと続きますので

 

是非読んでみてください。

 

このブログがあなたの健康維持・獲得のキッカケやヒントになれば幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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