2024.9.23 【加筆・編集しました】
(このブログは①・②に分けてあり、その②です)
今回は、糖質制限ダイエットに成功されたお客さまの驚きの成果に衝撃を受けながら
、
ダイエットについて改めて考えたことや調べたことを書いてみました。
糖質制限やダイエット、食事の質に興味がある方は是非読んでみてください。
食事の質を意識してみる
もしかして、こんな食べ方をしていませんか?
😵 しっかり噛まずに食べる。 早食いする。
😉 ご飯を大盛りにする。 おかわりする。
😱 パンを牛乳やコーヒーなど飲み物と一緒に流し込む。
😉 かけうどんをツルツルっと飲むように食べる。
お腹が空いていたり食事が美味しいと、ついやってしまいがちですが、
こんな食べ方だと血糖値が上がりやすくなるので、糖質制限などダイエット中に限らず
オススメできません。
(しっかりと噛むことは東洋的思想では老化現象に関係する腎機能の働きを補うそうです)
学校で指導されていた三角食べや口内調味もパン給食でやってしまうと
逆に噛まない原因になったり、固形物をスープや飲み物で流し込む習慣が
つくので唾液が出にくくなる原因になることもあるそうです。
うどん県の真実
食物繊維は、小腸に長くとどまって糖とくっつくことで糖の吸収を防ぐので、
かけうどんよりも野菜うどんの方が食後の血糖値の上昇を抑えやすく、
ツルツルした喉越しを楽しむのが讃岐うどんなのですが、(僕も大好きです)
全国で糖尿病患者が多い県の上位2県は、四国の徳島県と香川県。
ちょっと残念な結果ですが、ソウルフードが讃岐うどんのうどん県とうどん県に隣接する
県の上位独占はある意味仕方のない結果なのかもしれません。
食べる順番とGI値
食べる早さや量だけでなく、意識したいのが食べる順番です。
食物繊維→タンパク質→炭水化物の順番がベストで、
温かいスープがあれば最初に飲んで胃腸を温め、デザートを食べたければ
食事の最後に食べる方が糖の吸収をコントロールしやすくなります。
(この順番は、ほぼ懐石料理やコース料理の順番ですよね。)
グリセミックインデックス指数(GI)とは、食品の血糖値の上昇度合を示す数値で
糖質吸収度合の低い(血糖値が上がりにくい)食品のことを
一般的に低GI(グリセミックインデックス)食品といい、精白されていない
玄米や全粒粉、ナッツ、野菜なら葉ものはGI値が低く根物が高いそうです。
玄米や全粒粉は食べ応えがあり、しっかり噛むほど味わい深くなりますが、
しっかり噛まないとその分だけ消化が悪くなります。
よく噛むことは代謝アップにつながる
ダイエットだけでなく、代謝という言葉の意味も知っているようで
ざっくりとしか知らない言葉のひとつですが、健康でいることや
健康寿命を伸ばすのに、代謝アップは欠かせません。
代謝とは、新陳代謝の略で体を構成する古いものが新しいものに次々入れ替わることです。
代謝の内訳は③つ
①筋肉や心臓、脳などでの基礎代謝が、約6〜7割
②日常動作や運動、トレーニングでの生活活動代謝が、約2〜3割
③食事誘導性熱産生(DIT)が、約1〜2割
代謝をUPするには
① ミネラルを欠乏させない。
体内のミネラル分が不足すると代謝は低下します。
② 基礎代謝はインナーマッスルの筋肉量に比例するので、歳をとっても
低負荷でゆっくり動くトレーニングで鍛えることが可能です。
赤身の筋肉の赤色は血の色で、血は酸素を運び、酸素と脂肪を燃焼させながら
持続的に運動します。
筋肉は糖を消費するので、
筋肉量の多い下半身を重点的に鍛えると消費されやすくなります。
③ 食事の時、一口30回噛むと消化液が出やすく、満腹になりやすくなります。
昔、おばあちゃんから食べ物を口に入れたらモグモグしながら
〝あ・り・が・と・う〟って、6回唱えるように言われたのを思いだし
ましたが、5文字×6回=30回になりますね。😊
補腎の観点からもよく噛むって大事なことです。
栄養素別DIT消費
また、三大栄養素でも、DITの消費のパーセンテージが違い、
たんぱく質は、食べたカロリーの約30%
炭水化物は、食べたカロリーの約6%
脂質は、食べたカロリーの約4%
混合すると10%(1割)程度を、DITで消費することになるので、
食事の比率が、たんぱくが多く炭水化物が少ないほどUPしやすくなります。
まとめ
今回は、糖質制限ダイエットの成果の凄さに本気で衝撃を受けました。
ダイエットに成功されたお客さまは、目標体重になったのでここからは
低GIの食品を少しづつ増やしながら、食べる順番を意識したりエクササイズの
量を増やしながら筋肉量を増やしていき、もうしばらくダイエットを続けられるそうです。
糖質制限ダイエットを始める前は、朝昼は糖質オンリーで夕食は特に制限無しで
食べられていたみたいで、
「改めて考えてみると、そりゃ太るような食生活だって、今更ながらに思うのよ。」
と笑顔で話されていました。
ダイエットは健康のために
痩せたね〟とか〝引き締まったね〟という言葉はダイエットを
している人にとって最高のごちそう(ご褒美)ですが、
その状態を維持しなきゃ的な恐怖感を感じたり、自己流が過ぎて過激になりすぎたり、
ゲーム感覚でエスカレートしないことは大切だと思います。
糖質制限といっても三大栄養素を抜いたり制限することには
それなりのリスクが伴い、糖質不足は不整脈やイライラの原因にもなり、
適度な運動を伴わないダイエットは、筋肉量の減少につながり、
代謝が低下するので中性脂肪の増加にもつながり、
運動という活動がないことで骨量にまで悪影響を与えることになります。
健康的になりたいという気持ちから始まったことが、
結果的に体に悪影響を与えてるって残念ですよね。
健康的に生きるために、食事の質を変えてみる。
計画を立てて守り、目標の体重に達したら次の段階に向けて食事の質を変えていく。
自分をコントロールして変化させながら、体の質も動きの質も変えていって、
健康的な体つきを獲得するって最高ですよね。
ダイエット成功おめでとうございます。
素晴らしいことだと思います。
このブログがあなたの健康維持・獲得のキッカケやヒントになれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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