体幹から整えるノウハウ(①)根本から整えるオイルの正体

頼りになる味方施術とガンマ・リノレン酸
この記事は約7分で読めます。

2020.4.12  【加筆・編集しました】

(このブログは①・②に分けてあり、その①です)

 

「いつも気になってたんだけど、体になにを塗ってるの?」

 

お客さまから質問の多い施術で使用している材料(オイル)について書いてみました。

体を根本から整える優れたオイルについて興味のある方は是非読んでください。

スポンサーリンク

駆け出しの頃から頼りになる味方です。

頼りになる味方

 

炎症をおさめたり筋肉の緊張をやわらげるだけでなく、

 

体が本来持っている機能を正常化する働きもある美と健康に欠かせない成分。

 

人が健康に生きていくのに不可欠な成分が、ガンマ・リノレン酸です。

 

 

⭕️ 緊張している筋肉がゆるむこと。

 

⭕️ 血行が良くなること。

 

⭕️ 炎症が早く治(おさま)ること。

 

⭕️ 患部や原因部分が根本的から回復していくこと。

 

 

体を整える時、これらのことが回復の(基本的な)カギになります。

 

 

強力なアシストです

 

僕は施術を(これらの作用で)強力にアシストしてくれる施術材料を使用して

 

施術を行なっていますが、今でも施術材料のポテンシャルに助けられている事が

 

多くあります。

 

例えば、捻挫や打撲などの外力を受けて起きた怪我や、

 

ぎっくり腰や寝違いなどの急性の強い痛みに対して炎症を早く治めることに

 

効果を特化させたオイルを患部に塗ることで回復のプロセスも完全回復までの

 

時間も短くなります。

 

 

外傷だけでなく

 

外傷や急性の痛みだけでなく、慢性的な肩こりや腰痛の施術の際にも

 

動作分析してバランス改善ポイントにオイルを塗ることで効果的に全身がゆるむので

 

手技で正しく動くように整えたり促しやすくなり、オイルには浸透性と持続性をもたせる

 

配合になっているので、元の状態に戻りにくく再発の可能性を下げてくれます。

 

 

そして、どちらも施術の重要なカギになるので本当に助かっています。

 

同一人物でそのことを検証することはできませんが、

 

手技で全身のバランスを整えることに+プラスして患部や改善ポイントへの

 

オイル塗布の有る無しの違いは、根本から整えるという施術の質の向上と、

 

回復の速度に大きな違いがあることは間違いありません。

 

そんなオイルの主成分が、ガンマリノレン酸なのです。

精製したオイルを目的に特化した配合で使用する

ジェルバーム

 

オイルという言葉の持つイメージって

 

『ベトベト』とか『ヌルヌル』するではないでしょうか?

 

(少なくとも僕はそういうイメージだったのですが、)

 

元々高品質のオイルを更に精製すると本当にサラサラになります。

 

 

日常生活で精製されたオイルを目にすることは基本的にありませんが、

 

良質なオイルを精製していくと分子が細かくなっていき肌への浸透性に

 

優れたオイルになっていきます。

 

 

精製され特化した2種類のオイル

 

精製されたオイルを肌に塗るとどんどん皮膚に吸収されていき、

 

オイルが浸透した皮膚表面は艶やかになってスベスベして肌がしっとりしていきます。

 

(皮膚表面はツヤツヤスベスベですが、ベトつきません)

 

 

高品質なオイルを精製したものをベースにして、目的や用途に合わせて

 

他の良質な成分と配合して、施術の目的に特化さて開発されたのが

 

⭕️ バランスを整える効果に特化した(効果の持続性を高める)ジェルタイプ

 

⭕️ 肌への高い浸透性で炎症を終えんさせることのみに特化したバームタイプ

 

この2種類を目的や用途に合わせて使い分けることで手技が効果的になり、

 

施術の効果を高めているのです。

 

 

一般的にオイルを使用する施術のイメージとは

 

エステとかオイルマッサージ、アロマテラピーを想像される方がほとんどですが、

 

当店の施術とは目的がまったく違うのでオイルの使い方もオイルの質も違い、

 

施術で使用するオイルは、オイルというよりもクリームや軟膏という印象で、

 

実際に使い勝手もちょうど良い粘度で手の体温で溶けはじめるくらいです。

 

ガンマリノレン酸(GLA)とは?

ガンマリノレンサン

 

(こだわり満載の施術材料の原料について、興味の無い方はサラサラっと読んで下さい。)

 

ガンマ・リノレン酸は、

 

実は数百年も前から北米インディアン薬草として利用されていたそうです。

 

古代中国の時の権力者始皇帝楊貴妃不老長寿の薬として、

 

現代ではヨーロッパでアトピー性皮膚炎のや月経前症候群の薬として、

 

日本では、なぜか味噌や醤油と同類の食品という位置づけで扱われているのが、

 

必須脂肪酸のガンマ・リノレン酸です。

 

(詳しい理由はわかりませんが、日本では医薬品扱いにはならなかったそうです。)

 

 

ガンマ・リノレン酸

 

ガンマ・リノレン酸は、体内で炎症を抑える物質の原料になるので、

 

炎症やアレルギーを抑えたり、脂質の代謝を改善したり、

 

アルコールの代謝を改善したり、抗血栓作用もあるそうです。

 

 

人が健康に生活するのに不可欠な成分は、

 

脂肪を燃焼させたりコレステロールや血圧をコントロールしたり、

 

骨量を増やすなどさまざまな効果が認められているそうです。

 

 

一般的なものでは、大豆油や菜種油のリノール酸、オリーブオイルのオレイン酸

 

イワシやサンマに含まれるDHAやEPAも脂肪酸の仲間になります。

 

(仲間ですが同じ成分ではありません。)

 

脂肪とか油ってイメージ悪くないですか?

アブラ

 

皮下脂肪とか内臓脂肪のイメージから、脂肪(脂質)は、

 

体に悪いとか、太るなどネガティブなイメージがありませんか?

 

 

一般的にはあまりイメージの良くない脂質ですが、

 

三大栄養素のひとつで、脂質は人間が生きていくために欠かせない

 

栄養素でもあるのです。

 

 

必須脂肪酸とは、脂肪をつくるのに必要な成分という意味で、

 

人が生きるのに必要だけど体内ではつくれない(微量しかつくれない)成分なので

 

飲むか食べるか皮膚吸収させることで体に摂らなければならない成分なのです。

 

 

三大栄養素

 

人間の体に必要な三大栄養素といえば、

 

炭水化物・たんぱく質・脂肪ですが、三大栄養素以外にも

 

ビタミン・ミネラル・食物繊維・必須脂肪酸がコンディションを

 

整える役割を持っています。

 

 

脂肪には体に必要な脂肪があり、

 

その成分によって体の健康を細やかにコントロールしている。

 

その成分を活用して、施術の〝質を高めている〟ということです。

 

 

 

というわけで、①はここまでです。

 

②は、不足すると起きる症状や補給方法などについて書いてありますので

是非後編も読んでみてください。

 

 

このブログがあなたの健康維持・獲得のキッカケやヒントになれば幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント