リラックスする方法(②)ストレスをどう捉えるか

体のしくみと働き
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2020.4.6  【加筆・編集しました】

(このブログは①・②に分けてあり、その②です)

 

物事の表面だけでなく、少しだけ深く知ることで自分の常識が覆ったことはありませんか。

ストレスとストレス反応や対処方法に興味がある方は読んでみてください。

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ストレスが悪とか敵とは限らない

 

体に良いからといっても、一度に大量に摂る(飲む)と、

 

逆に体の調子が悪くなるもの。

 

大量だと毒だけど、少量なら薬になるもの。

 

例えば、水を飲むことは健康法の1つでもありますが、

 

一度に大量に飲むと水中毒を起こし、猛毒のトリカブトの側根は

 

漢方薬の材料になるそうです。

 

 

ストレス=悪?

 

ストレスは体に悪い、ストレス=病気の原因、ストレス=悪というのが

 

一般的な認識で、僕自身もそういう認識があります。(正確には認識がありました。)

 

実際、ストレスが多いと死亡するリスクが40%もアップするそうですが、

 

これはストレスが健康の害になると思っている人限定の場合で、

 

そう思っていない人のストレスのリスクは低いそうです。

 

 

野菜や果物も

 

有機栽培農家の方に聞いたお話では、

 

美味しい🍅野菜や🍊果物をつくろうと思ったら野菜が育つ環境は整えても、

 

水や肥料などを与え過ぎない適度なストレス環境って必要なんだそうです。

 

 

そして、野菜や果物と同様に人間も適度なストレス(環境)下でしか成長しません。

 

ストレスは悪とか害ではなく(自分の捉え方次第で)役にたつ反応で、

 

適度なストレスやプレッシャーがかかった状況や環境でないと

 

人は成長できないし適度な厳しさの中でしか成長のカギはないということです。

 

 

ストレス反応をどう捉えるか

 

例えば、緊張する場面で心臓がバクバクして、呼吸が速くなって汗が出る。

 

そんな反応をしている自分のことを不安感とプレッシャーに負けた感じが

 

すると勝手に思っていませんか? 🤔

 

急に心拍数が上がって血管も収縮する典型的なストレス反応は、

 

この状態が慢性化すると心血管疾患の原因になるともいわれています。

 

 

でも、なんで不安になったり恐怖を感じるのか?

 

過去の経験から勝手に悪い想像をしていませんか?

 

もしくはこれから起きることは、自分の安定領域(セーフティーエリア内)

 

から踏み出していて未経験ゾーンだからドキドキしているんじゃないですか?

 

危険か有用か?体の反応をどう捉えるのか

 

一歩前に踏み出すという毎日当たり前にやっている行動も、

 

二足直立という安定領域から片足で立って一歩踏み出すことで成り立っています。

 

それが、立ち歩くことです。

 

立つよりも四つんばいの方が転倒する確率は低く、

 

仮に転倒しても怪我をするリスクも下がりますが、

 

二足で立てば視界が一気にひらけて遠くまで見渡すことができます。

 

二足で立てば、それなりに安定していますが、

 

そこから一歩踏み出さないとどこへも移動ができません。

 

一旦、不安定を受け入れて片脚立ちになり、そこから一歩を踏み出すことでしか

 

自由に自分が望む方向へ移動できないのです。

 

捉え方はあなた次第

 

これから起きることを事前に察知したり想像して、

 

呼吸を早くして全身に酸素を送ることで活性化させて動けるように準備している状態。

 

 

ギリギリの状況でもチャレンジしたり、未経験ゾーンに入りながらも

 

自分の安全領域を広げるのに勇気を持った一歩踏み出して成長しようとしている状況。

 

もしそう捉えれるようになれたら、冷静になりはじめている証拠。

 

不安が少し軽減されたり、そんな自分に自信が持てはじめて、

 

血管は収縮しなくなります。

 

 

そして、ストレスを感じると体内ではオキシトシンというストレスホルモンが出て、

 

ストレスで傷ついた心血管や心臓の再生を助けてくれます。

 

そうなれば、この現象は単に心臓がドキドキするだけなので健康的ですよね。

 

まとめ

 

オキシトシンって知っていますか?

 

ハグした時やスキンシップをした時に出る愛情ホルモンです。

 

 

スキンシップ以外にも入浴することや手や脚のツボ〝合谷〟や〝足の三里〟を

 

押すことでもオキシトシンが出やすくなるそうです。

 

 

ハグするチャンスがなかなか無い人はゆっくりお湯につかりながら、

 

肌をさすってみたり、ツボマッサージをすることで分泌が促進されます。

 

 

適度なストレスは成長のチャンスですが、過度なストレスはお断り。

 

適度なストレスといってもあまり心地が良いものではありませんが、

 

自分の成長には不可欠なキーワードでもあります。

 

 

🤔そう考えてみると、

 

ストレスは自分の心をコントロールする成長のカギになったり

 

自分の心を知るキッカケになるもので捉え方や行動次第で

 

自分を変化させてくれる側面もあるということです。

 

 

時には、なにもしないしなにも考えないでボンヤリしてみる。

 

時には、適度なストレスやプレッシャーを感じながらストレスの捉え方を

 

変えれるように意識してみる。

 

 

頭も体も定期的にリラックスして、感じるストレスをどう捉えるか?

 

そんな体の手入れ方法もあるということです。

 

 

 

このブログがあなたの健康維持・獲得のキッカケやヒントになれば幸いです。

 

 

①・②と長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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